top of page
  • 執筆者の写真反田孝之

「さとり」マラソン

冬の農作業パターンの基本形は、おおよそ8~10時と15~17時にゴボウの草取り、残りの時間でその他を。つまりは毎日4時間は確保したいということなのだが、やれる日は諸事情によりそう多くはない。でも今日この冬初めてやれそう。



この作業の特異性は今までに散々書いてきた。いろんな意味で、そう誰にでもできる(やり続けられる)ものではないということも。辛い作業であることは間違いない。でもツボにはまるとそうでもない。どころか「禅」の世界。今後の経営に悩む今の私にはピッタリだし、まあ、いつもピッタリだ。「くさとりマラソン」とは、さながら「さとりマラソン」でもある。


長男が思春期に入りつつある年頃のせいと思うが、草取り中にここ数日は妙に塾講時代を思い出す。好きな子供たちに囲まれながらも、日中は田畑で自己研修をやりながらの精一杯の5年間。評価は高かったからただの自慢話になり兼ねず、まあ書くようなことではないんだけど、ただの自画像と思って、これからしばらく敢えて書いてみたい。

最新記事

すべて表示

2~3年前から年間でわずか1日限定でゴボウを供給している某市の給食センターと電話で打ち合わせをしていたら、検便を求められてビックリした。いくら何でも明らかにやり過ぎだろう。 「回避しうるリスクと失うもののバランスが悪すぎる」というのはコロナ騒ぎで呆れたこと。また「何かあったらどうするんだ症候群」というのは近年のうんざりする傾向。この検便の件って、これらの最たるものではないだろうか。誰が発案して、誰

始めにアイデアを出す際には定性的視点のみでも良い。しかしその実現を検討していく段階では定量的視点が必要。でないと失敗は目に見えている。だからネガティブや老害と思われても、とりあえず反対しておかざるを得ない。 「いいじゃないか、とりあえずやってみれば」というのはそれなりの高いレベルでのことでありたい。やる前から失敗が目に見えるというのでは労力も金も無駄だし、そのうち士気が落ちる。 もっとも、やってみ

bottom of page