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「すべてのことには意味がある」

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2月4日
  • 読了時間: 2分

この冬一番の低温。予報では当地の最高気温は0度くらい、でも実際には1度はありそう。大豆の調整作業がようやく昨日すべて終わり、今日から機械の整備に入ろうとしたけど、こんな低温の日には機械をいじりたくない。草取りマラソンも低温が過ぎると甲斐がない。というわけで相変わらず溜まりまくっている(次から次に溜まっていく)デスクワークに朝からかかっている。


さて、1月の後半から2月というのは、私にとって唯一、会議やイベントに出られる時期で、実際に多くの予定が入る。それらは「仕事のため世のため人のため」という内容ではもちろんあるけれど、同時に息抜きである以上に自分自身にとって啓発になるようなものにしたい。だから普段なかなか合わない人に会うことも含めて、よい刺激になっている。


中でも少し前のマコモのお話会で久しぶりにお会いした野津さんのお話が、日が経つに連れ自分の中で発酵している。「すべてのことには意味がある」という哲学についてだ。自然栽培の世界ではあまりにもベタなネタなので私自身よくよくわかっていたつもりだったが、この権化とも言いたくなる野津さんを見聞きしていると、自分はちっとも分かっていなかった、ようやく分かったのかもしれない、と思うのである。


「分かっていたつもりだったが分かっていなかった」ということはまあよくあることだ。そしてこういう発見は大変楽しい。歳を取って柔軟さがなくなった今、新たに知った、ということよりむしろ楽しい気がする。


この「優雅な」生活も、3月に入ればビニールトンネルの温度管理があるため終わりである。それはそれで望むところ。すべてのことには意味がある。上手く行っていることもいないことも全部含めて、いつになくやる気が出ている。

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