• 反田孝之

「わかってないなあ」

と他人に対し思うことが誰でもあると思う。それで確実に言えること。それは、こう思ったときは大体自分が一番わかっていない。


これは言葉遊びでも何でもなく、真理だ。だからこのことを理解しているかいないかで振る舞いも変わってくる。


どちらがいいかは微妙。わかってないなあ!と粋がって生きていくのも一つだし、一番わかってないのは俺か、と少し引いて生きていくのも一つ。私の持論である「どちらでもいい」の典型。これは一例だ。


職人という人種が、自分を客観視する訓練をしてきたものだとするなら、職人というのは虚無主義に陥りやすいのかも。一見して対極にあるように思ってきたんだけど。


そんなことないって?・・わかってないなあ。

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昨日は母の命日。5年前の今日の慌ただしさを思い出す。最後に母に会ったのは亡くなる日の5日前の11月8日。その間、母は九州に行っていたので会えなかったのだ。この5日間の空白が今だに悔しく心に残る。 最近作業の合間に、遠くを見ながらぼんやりと過去を振り返ることが増えてきた。すっかり老いぼれてしまったかのようなことを言う。これを冬へ向かう季節特有の哀愁のせいにしてしまうこともできなくはない。 しかしここ