top of page
  • 執筆者の写真反田孝之

「香害」を意識して欲しい

以前こんなことを書いた。→「柔軟剤で参っている」 そしてこの度、耳にしそうで意外と聞いたことないなあという事例がついに来た。作物から柔軟剤の匂いがしてクレームになったと。サツマイモに柔軟剤の成分が付着していて、原因はサツマイモにかぶせた毛布だったらしい。 うちでもこの事にはずっと気を付けている。我が家では柔軟剤などは一切使わんので、パートさんやアルバイトさんについてだ。においが気になる場合は、使用しないよう訳を伝えている。「じゃあ(バイトを)やりません」と断られ(かけ)たことが一度だけあった。 ちなみに有機JASでは、蚊取り線香は禁止。匂いではなく、灰(化学物質)が畑などに入るからだと。その代わり虫よけスプレーはOK。いやいや全然だめだろう、と突っ込みたくなる。こういうところからして不思議な制度だ。あ、ずいぶん前の情報だから、決まりが変わってなければね。当然うちでは全部禁止。匂いが付くから。 柔軟剤や虫よけスプレーなど以外でも匂いのするものはある。香水とか化粧とか。きつい人が稀にいる、と前回は書いたけど、ぶっちゃけて言えば来客の9割は化学臭がする。でも普通は事務室対応で農産物に匂いが付くことはないが、我々が不快だから、帰られた後は大抵戸や窓を開け放して換気をすることになる。真冬の寒い日や真夏でエアコン効かせた日は辛い。 お化粧はそれなりに仕方がないとして、柔軟剤や香水は使わないわけにはいかないものだろうか。他人を困らせてまで使うメリットが私には1ミリもわからんのだけど。

最新記事

すべて表示

段取りが難しいの~。大豆をやればゴボウが進まん。ゴボウをやれば大豆が進まん。・・・平和っていいね。 戦場では子供らも多く死んでいるらしい。我が子が戦争で死ぬなんてとても想像がつかん。赤紙が来て、息子を取られて、どうやら死んだらしい・・、なんて気が狂いそうだ。でもつい最近にあったこの国の現実。 息子たちが志願して兵隊になって死んでいったというなら、感情はまた別。「かけがえのない命」と「ちっぽけな

2~3年前から年間でわずか1日限定でゴボウを供給している某市の給食センターと電話で打ち合わせをしていたら、検便を求められてビックリした。いくら何でも明らかにやり過ぎだろう。 「回避しうるリスクと失うもののバランスが悪すぎる」というのはコロナ騒ぎで呆れたこと。また「何かあったらどうするんだ症候群」というのは近年のうんざりする傾向。この検便の件って、これらの最たるものではないだろうか。誰が発案して、誰

始めにアイデアを出す際には定性的視点のみでも良い。しかしその実現を検討していく段階では定量的視点が必要。でないと失敗は目に見えている。だからネガティブや老害と思われても、とりあえず反対しておかざるを得ない。 「いいじゃないか、とりあえずやってみれば」というのはそれなりの高いレベルでのことでありたい。やる前から失敗が目に見えるというのでは労力も金も無駄だし、そのうち士気が落ちる。 もっとも、やってみ

bottom of page