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  • 執筆者の写真反田孝之

この時期に本線作業がないとは

連日、天気が悪い。おかげで作業場でやれる中仕事も、本線はすっかり終わらせてしまっていて、この時期で考えられないほど余裕がある。そのため今日の午前は、こちらからのドタキャン可というわがまま付きで受けていた雑誌取材も、すっかり楽しんで対応させてもらい、お世話になっている「蔵庭」のシェフさんの義理に報いることができて安心した。そう、どんな繁忙期だって結果的にはこんなこともあるのだ。


それで午後は頭を切り替えていろいろな経営思案。その一つが大豆の品種について。自家採種を基本にしたい中で、数年続けてきた「サチユタカ」の列莢性に呆れて、昨年一旦「シュウレイ」の判断をしたところ、種子法改正の影響でその結論に悩んでいる。というのも「サチユタカA1」も採種が行けるらしいから。複数品種の栽培はどうにも気が乗らないし、一年でも早く自家採種の継続に戻りたい。一応その両方の栽培を今年している。こういうのは固有の経営事情によって決まるもの。さて、どうするか。


外を見ると、いい感じで晴れている。頼む、明日は無理としても明後日は3発目のトンネルを立てさせてくれ。今年はすでに冬が近い。焦っている。

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例年のことながら、11月繁忙期は綱渡りの日々だ。雨、風、晴れの天気をぬってギリギリで最大効率の段取りを組むべく、天気予報を常に見ながらピリピリしている。他の用事は一切を排除。 11月が終わりそうな今の進捗状況を。 懸念していたゴボウの作付けが、先週1週間で何とか12棟進んだ。残り6棟。今では合計18棟を夕方山藤君の手を借りてですら辛いというのに、以前は全部で30棟を1人でやっていたのよな。よくやっ

週末のフェスは久しぶりに良い気晴らしになった。スタッフ側として首を突っ込んでいる身にありながら気晴らし以外の何をもやらなかったことは大変申し訳ないのだが、心身ともにボロボロの日々が続いているので、どうにもできなかった。 久しぶりに会う面々の中の数人に、私にもう少し表に出て欲しいという趣旨のこととを言われた。そうなんだよな、私も当地の状況を俯瞰したときに、そういう位置にあるのかなということはもうず

今日から子ども達は2学期。それに合わせて私も弁当持ち。さっそくこうやって書いている。 実は1週間くらい前から猛烈な繁忙期になっている。稲刈りの準備、田津地区の遊休地管理、大豆畑周辺の草刈り、緑肥後の耕うん、JAS検査などなど、すべて急ぐ作業ばかりで途方に暮れていたところに、追い打ちでイノシシの猛威。 このたびのイノシシ(推定4頭)はみな利口で意地が悪い。田んぼの潰し方もひどい。 見回り、補修、電気

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