top of page
  • 執筆者の写真反田孝之

この時期の主役が故障

田植えの開始をあさってからに決め、今日から本代掻きが始まった。


しかし開始10分。就農以来の相棒の一つである4m幅ハローからキーキーというけたたましい金属音が。数日前に異音がして農機屋さん頼りで応急処置をしておいた箇所。このたび分くらいは持つかなと期待していたが駄目だった。ベアリングが完全にいかれたと思われる。


(上部の軸の一番手前の箇所のベアリングが破損した)


こうなるのも仕方がない。16年間グリスアップをしていなかったから。完全にうっかりした。取説の説明が良くわからんかったから、何となく放置してしまっていたのだ。他のメンテナンス箇所は写真付きなのに、この箇所だけは写真がなくて意味不明の図面だけなのよ。私のお粗末さはもちろんあるけど、何で分かりやすく書いてくれないかなあと恨み節。


修繕がまた出費だということはもちろん、とにかく今を凌がねばならない。田植えの流れに入っているからここがずれると田植え終了まで全部ずれる。急ぎ大豆播種で使っている2.8m幅ハローを回送し、故障から2時間後にはスタンバイすることができた。この時期の主役の離脱は大きいが、代替機の整備を地味に進めていることに救われた。


しかし故障的なトラブルが続く。この春からだけでも、ロータリー1台、トラクター1台、モア1台、そしてこの度のハロー。まあすべてが10年以上ものだし、洪水で冠水したものものある。こうなるのはある程度必然。


と結論付けると誤る。このたびのは明らかに私の過失だし。農業機械ってのは、この箇所はまああんまりメンテしなくても持つ、というのがままあるのは事実で、現実問題としてそこのところをどう扱っていくかということになる。経験に頼るというのは有力な方法。だが代替わりのときに失われるのが惜しい。

最新記事

すべて表示

いやーすごかった、WBC。不振だった村上の劇的さよなら二塁打。過去大会の同じく不振だったイチローの逆転打にあこがれて、って言うんだから、あまりにも作られた物語のようだ。ちょうど部活帰りで事務所へ戻ってきた長男とPCで観戦していた。ここで打ったら出来過ぎの物語だなあって。そしたらホントに打ったっていう。そして大谷、吉田、村上の3人で決めるってのもね。 家族がそろって大騒ぎだった事務所が私1人になり、

ほとんどの人には伝わらないだろうけど、私にとっては命がけの件。 この半月くらい、明けても暮れても暮れても考えていたことがあった。昨年から私の中で現実味を帯びている、田植えと大豆播種時期の入れ替えのことだ。5月中に田植え、それが終ったら大豆播種というのが従来の型。しかし大豆播種前後の雨のリスクがそれなりで、これまでに何度も難儀な思いをしてきた。それで例えば5月中に大豆を蒔き、6月に入ってから田植えを

bottom of page