top of page
  • 執筆者の写真反田孝之

この秋から狩猟をしている

育苗一色だった私の頭は、昨日の夕方で一変した。薄暗くなったころに帰ろうとして農道を車で走っていたら、目の前の畑にイノシシの群れがうごめいている!投棄された収穫残渣の山に集まっていた。数えると7頭。みんなそれなりに大きい。車からの距離は3~4mくらい。私が側に車を止めても逃げようとせず、ひたすら食いまくっている。ドアを開けたらようやく逃げて行った。


この夏は田津地区も今田地区もイノシシ被害にホトホト困って、秋に狩猟免許を取った。その後2頭捕まえたけれど、殴り殺したときにあまりに情けなかったことや、忙しくなったり寒くなったりして、どうも最近本気でなかった。


(11月に仕留めたイノシシ)


先週、今田地区の箱罠(おり)を移設した途端に被害がなくなったので、昨日の遭遇はちょうど昨日くくり罠を田津に移動した矢先のことだった。あのグロテスクな群れの動きを見て、すっかり私の中で火がついた。補助金の利用などの選択肢は無視して箱罠も買うことにしたし、くくり罠ももう少し気合を入れて仕掛けるつもり。朝から改めて情報収集をしたところ。


イノシシ被害が増えているのにはいろんな理由があるだろうが、狩猟者が減っているということがあるのは明らか。かつて田津で日常に罠を仕掛けていた方々は全員リタイアされた。


田津の耕作者は洪水だけでなく、イノシシ被害にも翻弄されている。今田では畦畔の崩壊がひどく、復旧する余力がないまま放置されている方もおられる。私も何かと大変なのだが、ちょっと頑張らんとならんと思っているところ。もう少し捕獲仲間も増やしたいところ。でも「被害に遭っていて」かつそれなりに若い人って、おらんのよね。増やすなら被害に遭っている人でないとダメね。まあいろいろあるわけよ。

最新記事

すべて表示

いやーすごかった、WBC。不振だった村上の劇的さよなら二塁打。過去大会の同じく不振だったイチローの逆転打にあこがれて、って言うんだから、あまりにも作られた物語のようだ。ちょうど部活帰りで事務所へ戻ってきた長男とPCで観戦していた。ここで打ったら出来過ぎの物語だなあって。そしたらホントに打ったっていう。そして大谷、吉田、村上の3人で決めるってのもね。 家族がそろって大騒ぎだった事務所が私1人になり、

ほとんどの人には伝わらないだろうけど、私にとっては命がけの件。 この半月くらい、明けても暮れても暮れても考えていたことがあった。昨年から私の中で現実味を帯びている、田植えと大豆播種時期の入れ替えのことだ。5月中に田植え、それが終ったら大豆播種というのが従来の型。しかし大豆播種前後の雨のリスクがそれなりで、これまでに何度も難儀な思いをしてきた。それで例えば5月中に大豆を蒔き、6月に入ってから田植えを

bottom of page