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イノシシにせかされる稲刈り

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2022年9月12日
  • 読了時間: 2分

ここ3日続きで、午後からの天気が悪い。おかげで稲刈りが毎日中止になって一向にはかどらない。現在3.6haのうち、半分弱が終了。イノシシ被害を受けないうちになるべく早く刈ってしまいたい。


そのイノシシ。おそらくうちの大豆畑に家族で住み着いていた奴らがあちこちで悪さをしていたが、今朝、今田全体を囲む柵の下を掘って「脱出」した跡を発見。そのまま外へ出てくれた可能性がある。



ということは進入路さえ絶ってしまえば被害がなくなるということだし、まだ居残っている奴がいたとしても格段に被害は減るだろう。まあ、その進入路を絶つというのが至難の業ではあるのだが。なんたって柵を乗り越えてどこからでも入ってくるんだから。この柵、ワイヤーメッシュの様に強度がなく、大きなイノシシがもたれれば簡単にたわんでしまうのだ。また草刈り機が当たると簡単に切れてしまう。そういうところからはウリ坊が出入りする始末。設置の際にどうして硬い柵にしてくれなかったか。この1か月はこの見回りと補修にかかりっきりだ。


ところで毎年入りたい放題だった市道の開口部からは、今年はイノシシは入ってこない。超音波の撃退機を設置していて、これが予想外によく効いているのだ。これが今後もずっと効き続けるという前提なら、あとは周囲の柵さえ補強すれば来年以降は入ってこないということになる。補強で必要なのは柵長2000mの全区間というわけではなく、おそらく700mくらいのもの。ワイヤーメッシュを半分に切って既存の柵に継ぎ足せばいい。冬の間に何が何でも皆に提案して実施する。


そういえばイノシシが田んぼに入ると「米が臭くなる」と誤解する人がいる。そりゃぐちゃぐちゃにノタ打ち回ったやつを無理やり刈るとそうなるけど、普通はそんなのは刈らんからまったく心配はいらない。幸いうちの田んぼは今までそういうレベルでやられたことがない。うちのような管理をしていればきっとそうはならない、と自分では思っているのだが、周囲がそうなるにつけハラハラしている。

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