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オンラインミーティングで触れなかったこと

執筆者の写真: 反田孝之反田孝之

昨夜のオンラインミーティングで触れなかったことは当然まだたくさんあって、そのうち2つほどここに書いておきたい。


まず大豆の収量について、実は自家採種との関係で一つの傾向をつかんでいる。これはもう10年くらい前に、ある方からこのことを聞いて、毎年そのつもりで観察してみると確かに傾向がありそうなのである。


それが何か、ということがなかなか言い辛い。勘のいい人ならその訳がわかるか。しかし今はそれでいいと思っている。まったく問題はない。


人が何と言おうと、あくまでも冷静に事実を見たいという衝動に駆られる。その上で結果を出す。結果がすべてとはいないが、大事。願わくば理論も欲しい。事実は理論を伴ってはじめて事実らしくなる。もっともここは我々の役割ではないが。


それともう一つ。24歳のときモンゴルでヒグマに襲われて死にかけたこと。このことは今の自分の取り組みを語る上で、人間の根底は個々の死生観に支えられていると考えるなら、本当は欠かせないネタだ。しかしこれを言うと身も蓋もなくなりそう。だからこういう場では務めて話さないようにしている。


つくづく自然というのは、人の死も生も含めて、奥が深く、面白い。この面白さを次世代にどうバトンタッチしていけるか。正直、面白いけど、疲れたね(笑)。疲れたんだけど、勘を頼りに、これからも疲れたままやっていく。



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