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執筆者の写真反田孝之

人生最悪の稲刈り

今日は小学校の運動会。長男にとって最後というのに、人気のプログラムも端折られて、体育館で広げるお弁当もなくなって、午前中だけの開催。運動会をフルでやって何か(陽性?感染?発症?重症・死亡?・笑)が起きる可能性と年末ジャンボの1等が当たる確率を比べるとどうなんだろうね。都会の人が見たら笑うぞきっと。


その最後の運動会の親子競技で、あろうことか私が出れない。いつものように50おじさんが長靴でブイブイいわせようと思ってたのに。片足だからね(笑)。仕方なく女房が。


その出番で下の子2人の守を済ませたら、私は例年のように稲刈りをするべく学校を後にした。この時期はいつもこう。仕方がない。


その稲刈りが、今日は私の稲作人生で最悪の状況。これ。


ちょっとわかりにくいかな。雑草(オモダカ)が鬼のように繁茂して、コンバインが詰まる詰まる。外周5周だけでたっぷり2時間かかる始末。まあこれは一番ひどいところの写真であるものの、全体的に草が多い。クログワイやホタルイは乾燥しているのであんまり問題ないんだが、このオモダカやコナギが混じると湿っているのでどうにもならん。高刈りも無理のレベル。今日明日で終わらせるつもりだったから本当はこんなもの書いてる場合ではないんだが、詰まりを取るためのコンバインの乗り降りでさすがに疲れた。事務所で休憩しているところ。


こういう酷い圃場は2枚あって、年々その勢いを増している。どう対処していいもんやら、頭を抱えている。


こういうのを耕種的に少しずつ良くしていく、ということに何とも言えない楽しみを見出すんではあるんだけどね、私らのような人種は。でもその時々は参るよ。今回だって今日明日で終わらせて、あさっては家族で遊ぼうと思っているのに。


そうだった、よしゃ、行くか。


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