誰だ、超繁忙期が終わったと言ったのは.。といういつものパターンを繰り返す。ま、すでに慣れっこ。
今週末の田津地区の「多面」の総会の準備があったところに、すっかり忘れ去っていた有機JASの申請書づくりが舞い込んできた。ゴボウの収穫絡みで半日弱が潰れる現状で、さらに急ぎの作業をも進めようとすると、もうこれは物理的に不可能。暑さの中で倒れそうになって動き回った挙句、何かを捨てなければならないという経営被害の域に達している。
こんな中で、いつもになく滅入っているのが冷蔵庫内のゴボウ保管作業。
いつもならその日に掘り上げたものを積み上げるのに30分もあれば十分。だがこのたびは総量が多いため、効率よく入れ込むためにあれやこれやと無駄な手間が強いられている。おかげで毎日1時間前後がここに取られる。涼しくて極楽~というわけには、慌てているのでいかない。さらに、ただでさえ痛めている肘がかなり参っている。
これまでは、私が細い体で重いコンテナをひたすら高くひょいひょいと積み上げるさまを見ると、大概の女性はきっと惚れたに違いない(笑)。作業にはコツがあるんだよ!とうそぶいていられたのは、しかしもう過去というしかない。このところの私の体の劣化は激しい。今までの私は終わったのだ、と昨年膝を壊してからずっと自分に言い聞かせてきた。当初はやり切れぬ思いにあふれていたが、こうやって生きていくのだ、と今ではすっかりといい具合に諦めることができている。
冷蔵庫作業に話を戻して、今のように騙し騙し凌げるのはあと数年だろう。その後のことを考えないとならない。とわざと言ってみたが、先日書いた通りで、ゴボウの先行きは、やめないまでも明るくない。冷蔵庫作業をするたびについ先々の工夫を考えてしまう自分を、我に返っては所在なく思ってしまう。
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