今田地区の土地利用の可能性を見出す
- 反田孝之
- 2024年6月30日
- 読了時間: 2分
今や本線は手遅れ傾向の田んぼの除草。手遅れ圃場で少しでも効果をあげるためには除草機をゆっくり走らせるのがいい。それで50a1枚の圃場に3.5~4時間をかける。何をやってんだか。
ちなみに適期に入れていればこの半分の時間で済む。この差は大きい。いくら乗用で楽だといっても毎日4時間も乗る、しかも気を集中しながらだから、疲れた体にはかなり堪える。
昨日も1枚の圃場を、昼前から始めて16時前に終了。さあて、どうするか。学校のない子供らも事務所で(PCゲームをしながら)待っているし、どうせ溜まるほど降った翌日だから大豆の土寄せも無理。たまには早く帰って酒におぼれよう、などと考えながら、つい大豆畑に立ち寄って中を歩いてしまった。
そしたら、なんとそこそこ乾いているではないか。しかも土が深く柔く転作は無理だと言われている区画の圃場だけがギリギリ入れそうな感じなのだ。それが3圃場1.2ha。18時過ぎには終わりそうだから、子供らも我慢できそうだ。
それで急いで土寄せを開始。決していい状況とは言えないし、ずぶずぶとタイヤがはまっていくところもあるにはあったが、ほとんどが許容範囲。無事に土を寄せ切った。
これで今田地区16圃場のうち、10圃場が上がり。渡1haは極端な砂地でどうにでもなるから、あと6圃場3ha。何とか機会がないか。土寄せは草抑えにもなるが、収量増にもなる。ここまで完璧にきたのだから欲は増すばかり、ぜひやり切りたい。
(向こうの山まで大豆畑)

それにしても、転作が無理と言われ続けてきた圃場がむしろ乾きやすいというこの現実。もちろん私がそれなりの対策を取っているためではあるが、実に愉快である。ただしこのたびの有利性は、間違いなく昨年までが長い間ずっと水田であったためだと思われる(ここは説明がいる)。だからこれからしばらく畑としてやっていってどうなるか、それを見極めて、今田地区の土地利用の可能性を少しでも広げたい。
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