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何度でも田津の遊休地管理のこと

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2024年8月16日
  • 読了時間: 2分

今日ようやく、田津地区の遊休地管理(モア掛け)の1回目を終えた。近年は7月いっぱいを目標にしているので、かなり遅い。



もちろん怠けたわけではない。夕方遅くまで、休日も使って、進めた。ただ本業が忙しくて時間が取れなかっただけだ。ただもう少し頑張ることはできたかもしれず、モチベーションが下がっていることのは事実である。


その原因として、近々堤防で潰れる運命の農地を管理しなければならないというあまりの甲斐の無さは大きいが、それ以外にも周囲の耕作者があまりに減ってしまったこともあるかもしれない。きれいさっぱりになった周囲の耕作者の表情は変わるものだ。やっぱり気持ちがええなあ、と声をかけてくれる方もいた。それが今では周囲に耕作者がいない。昼の日中に見回して、30haの田津地区の中にぽつんと私一人、という日も少なくない。景観を守るため、獣害から守るためにやっているのに、その恩恵を受ける人自体がいなくなっている。


(県道から管理した農地を見下ろす。右下の杭は堤防の基準杭。)


来年はこの活動の元になる制度の更新の期。協定農地の登録は築堤を考慮してやり直すことになるので、それを理由とする甲斐の無さは解消するだろう。そして管理面積は大幅に減ることになり、私の負担も大きく減ることは間違いない。


しかし、いっそのことやめてしまうという選択肢が相変わらず捨てきれないのも事実だ。やめてしまうとどうなるかを頭でシミュレーションする。するが分からないことが多い。山ー民家ー巨大堤防ー農地、という位置関係もだし、今後の耕作者がどれだけいるのかということもだし、洪水の頻度と規模がどうなるかということもある。


予定通り続けることになっても、ともかく今年が最後の管理となる農地は多い。20年前から耕作し続け、最近手放した農地も多い。毎年遊休地として管理しながら、過去の思い出がよみがえる。農地とは、子供のようでもあり、親のようでもある。いっ時でもその土を作っていくことに関わらせてもらったという有難さと縁を思う。秋口に2回目の管理に入るから、来年から登録を外すことになる農地にとっては最後の係わりとなる。また眉間が痛くなりそうだ。

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