• 反田孝之

保育園最後の日を想いつつ

今年度最後の日。3年前の三江線廃止の日を思い出すような陽気と、どこもかしこもの花景色。


午前中トラックにトラクターを積んで走っていると、田んぼの中を末っ子の一団が散歩中。程なく今度は次男の一団を見かける。次男にとって今日は保育園最後の日。朝出がけに「最後の日もいっぱい遊んで来いよー」と声をかけておいた。ちょうど丸6年間通ったことになる。幼子にとっての6年間はさぞかし長い時間の流れだろう。当人の感慨はいかばかりか。そしてみんなが先生にくっつくようにしてする最後の散歩の気持ちはどんなものか。


などと考えていると涙が潤んできた。ほんと恥ずかしいくらい涙もろいのな。


​一方、次男に声をかけて出かけたその足で、檻に捕らわれたイノシシを殺しに行った。この1週間で6頭目だ。まだあと少なくとも3頭はいる。無心で黙々と獲るのみ。


黙々とイノシシを殺戮し、我が子を思って涙する。人間とはどうにも都合のいい生き物だ。そして、何といっても浅はか。


遠くに置いてあったバックホウを朝一番で取りに行った時の1枚。


あまりにすがすがしい。この後バックホウを回送しイノシシを埋めるのでなければ、また違った景色に見えたはず。

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