恒例のモミサブロー
- 反田孝之
- 4月18日
- 読了時間: 2分
毎年恒例の籾殻暗渠敷設作業を。モミサブローという機械を使う。
(2021年3月)

本来ならスズメノテッポウが大きくなる3月くらいまでのところでやっておきたかった作業。しかしトラクターの長期の故障で出来ずにいた。スズメノテッポウが繁茂すると作業機の前に溜まってしまうという不具合がある。また敷設後にモアによる草刈りがやりにくくなるので、繁茂したスズメをロータリーで漉き込まざる得なくなる。スタブルカルチも機能せず、播種までの工程で結果がいまいちの上に、一手間多くかかる。このたびは飲み込むしかない。
(珍しい雲の現象。ほどなくして消えた。4月というのに、暑い・・。)

排水対策というのは体系的だ。まず圃場条件の前提がある。もともと縦浸透が悪い圃場なのか、それとも良い圃場だったが長年の作業によって悪くなったのか、それによって手法が違ってくる。このたびやっている圃場は、これらの両方が半々ずつという感じ。サブソイラによる弾丸暗渠も昨年入れていて、それが今年も持つ気がしないでもないが、投資の意味合いもあってやっている。
これらの圃場は、うちの手に渡るまでに思った以上にでたらめな管理がなされていて、自然栽培による稲作で一昨年までの6年間、しこたま難儀をした。圃場を乾かし、当面大豆栽培を続け、さあどうか、土自体は悪くないので、10年後くらいにはかなりいい感じの圃場になる気がしている。
この作業の嬉しいことがもう一つあって、終われば作業場が広くなること。フレコンバッグで18袋分の保管スペースが空くことになる。今まだ6袋終わったところ。明日中には終わらせたい。
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