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春には珍しい干ばつ

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2022年6月3日
  • 読了時間: 2分

この春のこの雨の降らなさったらどうだ。私の記憶(記録)だと、最後のまとまった雨は4月26日である。以降ときどき降りはしたが、畑をしっかり湿らせる雨というものではなかった。


地域によっては田んぼの水の争奪でもめ事が起きているらしい。その点うちの用水は、天井川になっている中規模河川の自然流下水だから水量の心配がまったくない。ありがたいことである。


しかし畑はいくらかまずくなっている。今必死で播種前耕うんをしている大豆予定圃などは、トラクターで耕すと土ぼこりの白煙がもうもうと立ち上がって前が見にくいほどである。そのため土は小麦粉のようにサラサラ。これではひとたび大きな雨が降れば一瞬でガチガチの土になってしまう。だから本当ならひと雨降るのを待ってから耕うんするといいのだが、週明けの降雨量も大したことはなさそうだし、経営的な事情には勝てず、じっと念じて博打と思って突っ込んでいる。



またゴボウ。今日、保育園のイベントで何本か抜いたところだが、土が硬く締まっていて手ではとても抜けるものではないし、珍しくこの時期にスが空いている。もちろん味には何の影響もない。が何かと説明を強いられるのが面倒くさい。また予想通りでゴボウが長く、それ自体は歩留まりが上がって大変いいこと。しかし専用収穫機で抜けるかどうかという大問題がでてくる。抜けないのなら洪水から脱げ切ることが難しくなってくる。


つくづく、大変な時代になった。

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