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梅酒の勘違い

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2021年9月29日
  • 読了時間: 1分

朝から腹の具合が悪い。結局11時くらいまで寝ていて、その時暇がてらに本を読もうと本棚へ行くと、米長邦夫の「ふたたび運を育てる」が目に留まる。もう20年以上前に刊行された本で、氏が展開する男女観は今時読むと気分を悪くする人もいそうな本。私は決して嫌いではない。


久しぶりに手に取って読み始めたところ、おお、ここにあったか、砂糖なしの絶品梅酒の記述が。10年以上前に書いたのでこちらを読んで欲しい。米長邦夫からの情報だというのは覚えていたが、それがどこからなのかが思い出せずにいた。


そして読んだら、あれれ、違うじゃないの。砂糖なしの30年ものの梅酒が美味いとは書いていない。すでに30年経過していてさらに2,30年後に氏が死ぬ頃には絶品になっているだろう、とのこと。だから推測の話。しかも5,60年の話。じゃあ、うちで漬けている、長男の20歳の祝いで開ける予定の13年ものの梅酒は、残念な結果になる可能性がある。


まあ、その時はさらに漬け込めばいいだけのこと。長男の歳と同じだから、あとは長男に託す。


何だか農地の管理と同じような話になってしまった。私らにはこういう感覚は人生そのもの。ありがたいことである。

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