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  • 執筆者の写真反田孝之

梅雨明けとともに、大豆は終わった

うちの経営の大きな柱の一つである今田地区の大豆が、長雨のせいで上手く除草できていないことを時々書いてきた。それでも最後の土寄せさえできれば最悪は防げるもの。その土寄せが、12圃場のうち5圃場まででストップしていた。


そして待望の梅雨明け。土も程なく乾いた。しかしそれと同時に、残りの土寄せの中止を決めた。大豆の花が咲き始めたのだ。土寄せは同時に根を切ってしまうのだが、経験上、開花後の土寄せは収量を下げる。土寄せをした場合としなかった場合を天秤にかけ、どちらが得かの判断。経験はあるが、最後は勘。


大豆は除草期が梅雨と重なるため毎年難儀をするものの、なんとかかんとか凌いでやってこれた。しかし今年のこの惨状。惨敗だ。ついにやっちゃったか~、と。


(連作11年目圃場の今。暗渠排水が敷設されていなかった初年度以来の惨状。)


草が種を大量に落とす来年以降も怖い。でもそれは除草が適期に出来さえれば大した問題にならない。2度と同じ轍は踏むまい。「長雨よ、来るなら来い!」痛快農業の本領発揮といきたい。

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昨日からずっと大豆の土寄せ祭り。いや、すでに草らだらけで上手くいかないから土寄せ地獄か。いや、寄せているのは土でなく草。草寄せ地獄(笑)。とりあえず笑っておく。 上手くいかない要因の一つに、生育不良がある。草が多くても生育さえよければ強めの土寄せでごまかせるもの。生育は連作が長いところほど悪い。連作14年目、12年目、10年目はこの順で顕著。こんなことは今までで初めて。ついに来たか。さあ、これから

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