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燃え尽きた

執筆者の写真: 反田孝之反田孝之

近年よく「燃え尽きる」。


今がそう。昨日苗代を終えて燃え尽きた。毎年苗代ごときではそうはならないのだけど、このたびは苗床幅変更につき冬からずっと段取りを考えていたから。それがそれなりに上手くいって、安堵して、スイッチが切れるって感じ。


なんだそんなことで、と思われるかもしれない。でもそんなことでも何でもかんでも、かなり深く細かく考えるようにしている。そりゃそうよ。あたしゃあんたの様に優秀じゃないからね。


問題は、いちいち燃え尽きること。といっても呆けているわけではない。今日だって朝からゴボトンネルのビニール撤去という重労働をしたところ。午後もしっかり動くつもり。じゃあ燃え尽きるというのは何なのかというと、気持ちについてのことで、頭が働かなくなるというか意識が弱くなるというか。簡単に言うと、ややこしいことを考えるのが嫌になるのだ。


これはそれなりに、大きな悩み。50代なんて身体機能が低下していくんだから頭を回してなんぼだろうに。51でこんなんで大丈夫かって。70代80代で脂ぎってる人って尊敬するわ。若いころは俺もそういう老人になるのだ!と思っていたけど、まあ無理だな。


ああ、呆けて遊びてえ。あんたが羨ましいよ。


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