水はけが悪い多くは人災
- 反田孝之
- 4月15日
- 読了時間: 3分
うちの経営農地の大半を占める今田地区について、水はけは転作田としては確かに頭を抱えるほど悪い箇所がある。しかし水稲作としては、大半はまったく問題のない圃場ばかりだ。しかし実際には乾きが悪いと毎年困っている耕作者がいて、行政に訴えたりもされているようだ。しかし私に言わせれば、ただ単に管理が悪いだけのこと。秋でも春でも耕うんするときはいつもジュクジュクの状態の時にロータリーを回している。それが原因だということを知らない。
実際にめちゃくちゃにされた田んぼをうちが引き継いで管理するようになれば、どんな深田(ふけだ)と言われた圃場でも転作すら可能になっている。そりゃあ反田はサブソイラやもみ殻暗渠敷設機などの便利な機械を持っているからだ、とおそらく思われているだろう。しかしそれは短期間で転作田として機能させたいがための手段であって、単に水稲作として使うならそんなことまでする必要はない。
水はけを悪くしないようにするためには、基本は田面が乾いたときだけに耕うんするということでいいのだが、現状までめちゃくちゃにしてしまっていては少し工夫が必要だ。次のようにすればいい。
まず中干しをいつもより強めにする。そしてその後は田面がぬかるむまでの水管理は控える。そして収穫前は稲が元気なうちに少し早めの落水をして、稲の根によって土中の水を抜かせる。水を入れないと収量や等級に影響するという泣き言は言うな。上手くやればほとんど影響はないし、上手くやれなくても自業自得なんだから一年くらい我慢するべし。そしてしつこいようだが稲刈り後の秋耕も春耕も必ず田んぼが乾いたときにやる。乾くまでは絶対にやらない。以上、たったこれだけ。
1年たったら中干し以降の水管理はにもう少し許容ができるし、徐々に状態は良くなる。今まではジュクジュクの時に耕うんするから田んぼが乾かない構造になり、そこを仕方なくジュクジュクしたままで耕うんしていたわけで、今度からは待てば乾くようになるのだから、中干をしないなどのあまりにひどい水管理さえしなければ、何度でも言うが、あとは乾いたときだけ耕すということだけを気を付ければいい。
一般的なひどい深田は以上だけでは足りないだろう。しかし今田地区はこれで十分。よっぽど困っておられるようだから教えてあげたいんだが、それが不可能なのよ。いろんなことが不思議の国の今田。
ちなみに乾いてから耕さなければならないってことを知らない農業者はかなり多い。どうせ水を入れて代かきするんだから、くらいの気持ちで適当にやっていると思われる。こんなことで排水工事をやったりして、全国で見ればかなり無駄な経費をかけているんじゃないかな。

まじか、天気予報がまた変わった。苗箱下ろしは日~月か。月~火かと思っていたので今からだとタイトだがどうするか。今日はひたすら稲の播種作業のための作業場の片づけをしている。どこから手を付けていいかというほどで、途方に暮れている。冬の間に何もできなかったツケだ。もう1日早くどこかでやっておけばよかった。


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