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執筆者の写真反田孝之

疲れが取れない原因

異質の疲れがかなり溜まっている。困るのが、朝起きたときが一日で一番疲れているということ。こうなると起きるのが辛い。以前にはなかったことだ。


ただ仕事の疲れだけというなら在宅の空いた時間で回復するもの。しかし子供らがいると事情が違う。来月で6歳の末娘はちょうど厄介な盛りで、ここ数日はかなり私にベッタリ。疲れが取れないのはこのせいが大きい。


まず私の帰宅時には、車の音を聞いて走って庭まで迎えに来る。満面の笑み。手を繋いで家に入って、シャワーこそ浴びさせてくれるが、その後は私と何かをしたがる。しかしヘトヘトで倒れそう。「ちょっと休憩させてくれ、飯を食い終わるまでは無理。」と伝えるが一回では納得しない。(昨日はさすがにイラついてしまって強い口調で言ったら拗ねて別室に引きこもってしまった。)食べ終わると、さあ一緒に「ミッケ」をしようとか本を読もうとかが始まる。老眼が進む私にはミッケは辛い。あと10分休ませてと頼むと承諾はしてくれるが寝転んだ私の上に乗っかったり突いたりでとても休憩にならない。もちろん風呂も一緒。彼女のお気に入りの森進一の襟裳岬を一緒に歌おうというので歌う。さらに次男も一緒に入りたがる日も多く、狭い風呂はぎゅうぎゅうで辛いばかりだ。先に子らを上げてようやくくつろぎ始めると、「眠って死なないように私が見ててあげる」と娘がやってきて、なんだかんだと話しかけてくる。そんなこんなで最近はせっかくやる気になった長男の勉強を見てやれていない。夜は女房と寝たがるのが救い。


朝起きると洗濯物を干すのを手伝ってくれる。手伝ってくれない方が楽なのは言うまでもない。そして私と登園したがる。車の中では意味不明な会話が延々続く。テーマだけは一応まともで、一昨日はヒグマとツキノワグマの違いについて、昨日はカラスに食べられないようにスズメにだけエサをやる方法について、今日はトラックと乗用車の馬力と速度の違いについて(笑)。話す娘は実に楽しそうだ。


そんなことかと思うなかれ。ひどい時はもうどうにかなりそうなくらいに辛い(笑)。でもこうやって書いていたら、無性に娘に会いたくなった。今夜も頑張って遊ぶぞ。

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