相変わらず、イノシシ対策に時間を取られている。今はレンコン圃場の畔がズタズタで進行形だ。犯人はウリ坊。確認した限りでは4匹いる。それが侵入路を変えたらしく、どこから入ってきているのかが分からないので困っている。中(農地)に住み着いている可能性もある。とりあえず80mほどこれから電気柵を張る。
うちはレンコン圃場以外はすでに電気柵ですべて囲んでいるので被害はなく、他の農業者の畔が日々壊されている。うちには関係ないよ、と眺めているわけにもいかない。なぜなら彼らは壊れた畦は直さないから。
実際に一昨年来、私も、今年からの若い就農者も、畔がまったく直されないまま農地を引き継いでいる。自分で畔を直せないなら、他人や業者に頼んで直すのが筋だろうに。ということは、放置していれば彼らがリタイアした後にやる人が困ることになる。うちが後をやる可能性があるから、という了見の狭い話ではない。この地区の担い手の安定確保に直結するという単純な話である。
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と今、張ってきた。隣りの人との境界の畔が壊されていてこれを守りたい。しかし隣の人は全体を囲んで防ぐ気はなない上に、畔の外側に張られると困ると言われるので、このように内側に張らざる得ないのだが、これでは畔は守れない。驚くことには、うちのレンコン側から漏水があって田んぼが乾かなくて困ると言われる(笑)。これは笑って無視するしかない。まあ世の中にはいろんな人がいるよ。
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