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経営の縮小実験

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2021年11月6日
  • 読了時間: 2分

昨日からゴボウの準備で忙しい。作付けを大幅に減らすからと少し余裕をこいていたツケが回ってきた。11月に入ったばかりと思っていたらもう6日。そろそろ一発目を蒔きたいところだが、これを書く今、最短でまだ1日半、現実的には2日は準備が必要。今日は午後から、この工程の中の 7. の畝立てだ。


作付け減は例年の4割。いつもトンネル30棟のところを18棟に減らすのだ。一見して収量も4割減る。しかし、洪水が来てどうせ全部が掘れないという前提の前では、収量減は4割にはならない。つまり洪水の前にできるだけ、可能なら全部掘ってしまおう。それが明らかに無理な規模の作付けはやめようというのが今年からの方針だ。でまずは18棟に設定してみたのである。


そうなると課題も出てくる。一番はゴボウの収穫をなるべく早く開始しなければならないということ。遅くても6月20日。可能なら15日。となると大豆の播種と除草、そして田んぼの除草に思いっきりバッティングしてくる。ただでさえこの2つの作業には毎年テンテコマイというか、満足なタイミングが取れていないというのに、はたしてこんなことが可能なのだろうかと正直途方に暮れている。


しかし大豆と稲の減産は、ない。ゴボウを減らす以上、他の作物を増やさない限りは経営の維持はできない。新規作物も考え抜いてみたが無理。それでまずは、ゴボウの縮小、大豆と稲の現状維持、で考えている。つまり全体では縮小。縮小していって、経営に満足できる限界はどこまでかを見極める、という縮小実験をしようと考えている。


基本夫婦経営に切り替えて経営を仕切り直したのは12年前。それから常時雇用1人を好待遇で可能にする経営を着々と組み上げてきた。8合目まで来たと思ったら、そこから上が飛んでなくなってしまった。だから今一度山を降りる。降りて再び別の山へ仕切り直したい。


農業という仕事柄、仕切り直してからの展開には10年単位を想定しておいた方がいい。「いつ死んでも構わない」と大ぼらを吹くのが最近気に入っていたが、こういうことなら死ぬのはちょっと惜しい。出来れば死にたくないなと思い始めている自分が、何かひとごとの様におかしい。

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