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育苗全般を大きく見直す

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2024年3月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年3月31日

今日は昼から種もみの芒取り(のげとり)同時粒径選をやるつもりだ。例年ならとっくに終わっていて、今頃は浸種の真っ最中か、早い年なら芽出しも終わっているのに、今年は少し遅らせている。


(芒取り同時粒径選)


大豆の播種との絡みで遅くしたと以前書いたが、理由がもう一つあって、苗箱下しがゴボウトンネルのビニール撤去と重なるとまずいからだ。従来はビニール撤去は4月20日前後。近年は4月が暖かい傾向にあって、今年はきっと10~15日ごろになるのではないかと予想し、それが終ってから苗箱を下そうというのである。ビニール撤去も苗箱下ろしもともに天気との兼ね合いでタイミングがシビアで、これらが重なると悲惨なことになって、それをこんなお天気任せにせざるを得ないというのが何とも怪しいことではあるが、こればかりは可能性で動くより仕方がない。


それと直接の関係はないけれど、今年から種もみの採種や予措(よそ)や育苗の方法をいろいろ見直そうと考えている。これまでも毎年変えながら試行錯誤はしてきたが、砂地由来の苦戦があるところに、これまでの単一品種ではなく3種類を恒常的に作ろうと考えていることや、発芽勢を保つ新たな視点を得たことのために、今までとは違ったところを見直してみようというのだ。このたび初めて足踏み脱穀機での脱穀を取りいれたのもその一環である。手間の面も考慮して3年計画で結論を出したいと考えることがある。


苗代については4年計画で一つの試しをしてみたい。ただこのたびは10月騒動のせいで予定した管理ができていない。ここのところがどう出るか。そして考察をどう差し引けるか。


人生で25回目の稲の育苗が始まる。

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