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育苗計画の実際

執筆者の写真: 反田孝之反田孝之

稲の育苗土の申し込み期限に追われて、​苗代と育苗量の計画を朝から。


要するに必要な苗箱の枚数を計算すればいいわけだが、これがそう簡単でない。苗箱の数は田んぼの面積と株間だけで簡単には決まらない。播種作業や苗代の都合があるからだ。


考慮する要素は、

・育苗土のフレコン1袋は苗箱250枚分。

・育苗土を共同購入する他の2人の苗箱枚数。

・品種が3種類あるので、田んぼと苗代の両方でキリがよくなるように。

・苗箱下ろしを1日に苗床何列分やるか。

・苗床は1列で苗箱152枚分。全部でmax10列。

・苗箱は128枚ごとまででパレット積みにして総パレット数は3の倍数が効率がよい。


大きなところではこんなところか。まだあった気もするが・・。さらに田んぼの土を育苗土にするロットもあるので、これを何枚にするかも合わせて考える。かなり複雑。植え付けの株間は、むしろこれらの事情で決まるといっていい。


苗箱1枚単位できっちり決めておく。そうすれば当日は何も考えずに計画に従って作業をするだけでよい。当日がタイミングを伴って極めてタイトだし、間違ってはならない作業だから、計画は妥協はしない。



(2021年4月。あとは計画通りに動くだけ。)


複雑すぎて、こちらを立てればあちらが立たず、の繰り返しでうんざりすることもあるが、まあ何とかいつもいい線が見えてくる。今回ももう少し。育苗培土は3.5トンでたぶん決定で、あと一つだけ、3の倍数でない13パレになったのが気に入らない。最後に1パレだけ乗せてあの工事迂回路を走るのだけは絶対に阻止する。しかしこれがなかなか難しくている。

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