top of page
  • 執筆者の写真反田孝之

自然栽培向けの土づくりの難しさについて

以前「土づくりの最大の視点」というタイトルで書いた。その補足の意味もあるし、また自然栽培に対する私の姿勢をやみくもに崇拝したり、逆にお粗末だと思いたい人たち向けに書いてみる。


自然栽培に適した土はどうやって作るのか、なんていう問いになかなか簡単な答えは見つからない。全国には先駆者がそれなりにいて、彼らから学ぶというのはもちろんあり。だが、そこには土質や環境の違いという大きなハードルが横たわる。


今日は春まきのゴボウの種を蒔いた。土質は砂壌土。とはいえ2/3は「砂土」に近い。田津地区でこういう畑は多いのだ。そして経験上こういう畑では自然栽培が難しい。


また土を何とか改良しようと思っても、砂土に団粒構造を作るのは至難の業。そして洪水でたびたび冠水するため、そのたびに土中の空隙がなくなる。洪水の後に乾いた畑を掘ってみると、ただの硬く締まった砂である。


だからこの田津の大部分の畑では先駆者たちが言われるような土づくりの方法ではおそらくだめ。違った視点で見て、違った手法を取る必要があると思っている。つまり田津スタイルだ。


ということを数年かけて知った。今はいろいろ実践し考え始めた段階。あと20年やれるか30年やれるか知らないが、死ぬまでに一つでも多く発見が欲しい。


最新記事

すべて表示

また発熱しない風邪

一昨日まで体調を崩し、昨日から始動。おかげで体の芯から疲れが抜けた。今年は年末に体を壊さなかったし、このまま何となくゆるくやって逃げ切ろうと思ってたんだが、そういうレベルではなかったみたい。来年からの参考にする。 ちなみに発熱はなし。それでそれなりに心配した。発熱すればまずは安心、しなければちょっと不安、ってのが常識になればいいと願う。これだけで世の中の大概の問題は解決する。 でもこのたびは発熱し

ともかくまずは種を繋ぐこと

先週末は当地有志による映画祭のイベント。私も一応は頭数のはずなのだが、いつものごとくまったく関与できず。皆さんには頭が下がる。 このたびのテーマは「種」。種というのは大変難しいテーマだ。私ら農家や家庭菜園家ですら無頓着な人が多いのに、種を蒔く機会のない人たちにとってはあまりに哲学的な素材である。さらにアメリカなどと違って、種の事情が目に見えて社会問題化していないという背景がある。 うちが小5を対象

オンラインミーティングで触れなかったこと

昨夜のオンラインミーティングで触れなかったことは当然まだたくさんあって、そのうち2つほどここに書いておきたい。 まず大豆の収量について、実は自家採種との関係で一つの傾向をつかんでいる。これはもう10年くらい前に、ある方からこのことを聞いて、毎年そのつもりで観察してみると確かに傾向がありそうなのである。 それが何か、ということがなかなか言い辛い。勘のいい人ならその訳がわかるか。しかし今はそれでいいと

bottom of page