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  • 執筆者の写真反田孝之

自然栽培田の被害は小さい

昨日は丸一日、今日も朝からずっと電気柵の設置作業をやっている。


このたび分はたかだか500mほど。条件さえよければ準備から含めて半日かからないくらいでやれる規模。たが、スタートの草刈りで難儀をし、地面が固いので支柱がなかなかささらない。そしてこの暑さ。というより捗らない一番の原因は、古さ。大半のガイシの蝶ネジが錆び付いて動かなくなっているのでいちいちペンチで緩めながらなのだ。もう15~20年ものだからね。ああ、今時の使い勝手がいいのが欲しい。


そして5日前に張った隣の電気柵を見やると、もう草が伸びて多くが電線に達している。これでは今後10日ごとに3時間の余分な草刈りを強いられそうで、そうなると「張らんでも良かったかな」という思いももたげてきて、どうも踏ん張りがきかない。


というのも、自然栽培の田んぼに被害の程度は知れているのだ。昨年までも、今年も今のところは。田の中を歩くのは歩くが、経営上の数値に表れるほどの悪さをされたことは経験がない。これはイノシシは臭いにつられて行動するわけだが、自然栽培の田んぼは臭いがしないからではないだろうか。


ちなみに周囲の慣行の皆さんの今は、あちこちでこんな感じ。分かりにくいが、6条一間くらいの穴が空いてる。



今まではともあれ、大型動物は習性より個性、今後こんな風にやられる可能性はあるわけだし、病は気から、経営も気から、うちはまだ大豆が11月まで残るので、どうせ一緒の囲えるなら囲っておきたい。大豆はかなりやられるし。


ところで今年はゲートを車で突破されないようにと、桃色のテープを付けてみた。いくら何でもこれなら見えるだろうと。


しかし今朝、さっそくやられていた。上の線のフックのバネはお陀仏。下の線はタイヤで踏まれたらしく線が切れてバネは無事。電気柵は張った後も維持・メンテだけでなく、油断がならんことが大変の一つ。堤防と一緒だわ。

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