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豊作で憂鬱なこと

執筆者の写真: 反田孝之反田孝之

今年の稲は豊作だ。大豆はまだ開花期だが、こちらもおそらく豊作。となると、収穫~乾燥・調製が忙しい。どちらともが豊作でなくても忙しいのに、どちらも豊作であれば、果たして回るかどうか。


さらに今年は大豆の播種を早めたので、収穫も早くなるかもしれない。もし早くなったら、豊作でもたつく稲の調整作業後に、すぐに大豆収穫開始となり、同時期のゴボウの作付けと合わせて、間違いなくカオスになることだろう。そして豊作大豆のため11月殺人的繁忙期が年内いっぱいか年明けまで長引き、また「死」を考えなくてはならなくなるだろう。


ということであらかじめ対策が必要。しかし、ではどうするか。根本的解決にはマンパワーに頼るしかないが、省力化のために高度化、複雑化した今のうちの作業体系では、アルバイト的に手伝ってもらっての解決は難しい。となると得意の小手先の工夫の積み上げで少しでもマシにしておいて、あとは無理やり多忙を飲み込むということになりそうである。


だから今、右膝をよっぽど治しておきたい。今日も不便と非効率を受容してサラシを巻いている。

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大豆の検査が終わり、納品や出荷も始まっている。いつもならこれで大豆は一区切り。だが今年は 大量のくず大豆の再調整作業 が残っている。見かけはきれいでも粒が楕円状であれば、調整作業の時にくずに振り分けられてしまうので、機械を緩めに設定してもう一度やる。そしてさらに色選もかける...

・・・

週間天気予報、中期予報を見る限り、よっぽどまずいことになってきた。来年のゴボウがゼロになる可能性も出てきた。いろいろなことを、どうするか。

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