top of page
  • 執筆者の写真反田孝之

転作、失敗か

種蒔きをまだ1か月以上も前に控えて、早くも大豆が不安でならない。


転作田2.2haのサブソイラが上手くかからない。まだ田面が柔いのだ。柔いと爪が深く刺さらない。目的は耕盤破砕というより弾丸暗渠だから、浅すぎると意味がない。しかし乾くのを待つのはすでにタイムリミット。昨日から丸1日をかけて突っ込んだ。しかしあまりの不出来さに不安が増しただけだ。


(乾いていればもう20㎝刺さる)


ここはたぶん有史以来、田んぼとしてしか使われてこなかった圃場、かつ7年間うちが自然栽培稲作をやってきた圃場だ。7年間もやってきて今さら転換するのにはそれなりの理由があるわけで、その一つが大豆の実証。今田地区では従来、中央を貫通する「はっちょうみち」から山側では水はけの悪さから転作ができないと言われてきた。そのことで今田地区の土地利用はいろんな意味で大きな制約を受けてきたし、これからも受けるのは確定的だ。しかし、私には転作は十分可能どころか、むしろ適しているとも思えるのだ。それでこの度実証してみようとしているわけ。


ただ前提に、籾殻暗渠を入れることがあった。このたびは急な変更だったのでそれが敵わない。それでもサブソイラで弾丸暗渠をしっかり入れることができればその変わりは十分に果たす。そういう目論見だったのに、田面が柔くてそのサブソイラがしっかりかからない。


実証自体は仕切り直して、改めて籾がら暗渠を入れて来年からでもやれる。しかしたちまちうちの大豆経営がまずい。


湿田の水分を抜くには作物に頼るしかないということを、今さらながらに痛感する。つまりこのたびは昨年の稲作の水管理がまずいのだ。湿田を固めるには中干ごろから水を入れない、または極端な節水にする、という工夫がいる。そして稲が元気なうちに根に吸わせて土中の水分を抜くのだ。水が湧いているような条件の田を除けば、これできちんと圃場を乾かすことができる。逆に言えば穂が垂れた秋以降では頑張っても乾かすことはできない。稲の根が元気なうちに中から抜く必要がある。なのに昨年はちょっと試したいことがあってそこまで圃場を乾かさなかった。その時は、まさか今年から転作をすることになるとは思っていなかったし。


さて、どうする。手間さえかけられるのならまだ方法はあるが、手間には限りがある。そして今後も雨が多いらしい。焦る。

最新記事

すべて表示

久しぶりに静かな今田地区

今日の今田地区は、今までの静かな状態に戻っている。 実は冬から、田んぼをの中央を貫通する道路が工事規制による迂回路に指定されていて、交通量が増えている。中型以上は全部こちらを回るし、普通車も増えた。作業をしていて鬱陶しくてたまらない。もとより事務所から今田地区への距離も伸びている。苗箱下ろしで苗箱を運ぶ時はホトホト滅入った。この交通量の中を、片道1車線の2.2kmのでこぼこ道を最徐行で5回走った苦

ツキノワグマはたぶん狂暴化している

暑い・・。転作田の表面が白くてサラサラ。播種深に悩みながらひたすら播種を進めている。 一昨日、大変ショッキングな事件があった。帰宅しシャワーを浴びようと風呂に行ったら、窓の外からガサガサと音がする。見ると直線距離で7~8メートルのところの藪が動いている。普通はイノシシだが、ちょっと様子がおかしい。これは熊かも知れないと、息を潜めてジッと見ていた。 そのうち娘が帰ってきて私を見つけて大声で話し出した

最大の繁忙期に突入

毎日暑い中、​淡々と作業は進み、今日これから大豆の播種準備を。作業機を付け替え、播種機をつけ、姿勢を調整し、できれば今日いくらかは播種を始めたい。 明後日の台風由来の雨をずっと心配していて、降雨量が一体どのくらいになるのか。これが肝心なのだ。予報が常に変わる中、「日本気象協会」の今の予報は2日間で35mm。面積がしれている人なら雨明けを待ったほうがよくても、うちは9haあるのだから、しかもかなり乾

Comentarios


bottom of page