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過去にない「もん枯れ」被害

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2023年9月19日
  • 読了時間: 2分

午後になると雨が降る、という日の連続。世間の3連休(子供の休み、運動会)と合わせて、稲刈りがなかなか進まず、今日からようやく後半戦を開始。


幸いにも、よくよく観察するとまだ刈り遅れではなさそうだ。それで焦りはない。実は今日などは、もう数日待っても良さそうな圃場を買っている。理由は、もん枯れ。稲株の付け根から枯れあがってくる症状だ。


ところどころにそういう株がある、というのはいつもの光景だが、このたびはこれが面的に大発生している。というか40a弱が全面こんな感じ。枯れあがって止め葉まで枯れているものもある。こんなことは稲作人生で初めて。さすがに茎が折れ始めているので、真っ先に刈り始めたというわけ。



もん枯れ菌は圃場で越冬するらしい。しかし昨年までにこの圃場でもん枯れが多かった記憶はない。さらにここは自然栽培7年目圃場。よもやひどい病気に遭うことはもうないだろうと高をくくっていたので、面食らっている。


例年と、他の圃場と違うのは何か。思い当たることは一つ。比較実験的な事情で8月に水がよどんだということ。もちろんこれが原因かどうかは分からないが、どうせどんな場所であっても水や空気がよどむというのは良くないことだ。思った以上に縦浸透の悪いようだし、少し手を加える必要がある。


でもちょっとした楽しみかも。菌が越冬して来年がどうなるのかが楽しみだなどと余裕をかましても、けっして怪しむに足らぬところが自然栽培の面白いところである。

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