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  • 執筆者の写真反田孝之

雪解けから見えること

昨日これをアップした後に畑へ向かう途中、通りすがりの田んぼを見て、あっと。急いで自分の田んぼへ行き先を変えた。田んぼの観察をするのにちょうどよい雪解け状態になっていたから。


田面が見えだして雪がすっかり解けてしまう間の状態は、田んぼの水はけ能力を見るのにもってこいなのだ。雨でもいいんだけど、雪の方が得られる情報量が多い。


簡単な見立てとしては、雪解けが遅いところでは稲の育ちが良い。すぐに融けるところは育ちが悪い。


こういうところは稲が良く育つ。筋状に雪が残っているのは本暗渠の筋。


こういうところは育ちが悪い。クログワイなども多くなる。水まで溜まっていて最悪。


これをらを見て、春先の圃場整備作業の構想を決めた。要するに雪解けが遅くなるように仕向けて行くというわけ。今回は積雪量も融け具合も観察するにはちょうど良かった。雨ではこうはいかない。これって何年振りかだ。


あ、誤解のないように付け加えておくと、これは秋にごくごく浅いロータリー耕をした状態での話。それ以外の状態ではまた見る目は違ってくる。


体調が戻ってきて、徐々に気持ちは春に向いている。

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