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5年ぶりゴボウ作付け圃場

執筆者の写真: 反田孝之反田孝之

草取りマラソン2巡目で苦戦している。外側列を1往復するのに6時間。もっとも内側列の株近くまで削っているから内側列往復は2時間でできそうとしても、合計8時間かかることになる。できればこれを半分の4時間でやりたいのだ。


今やっている圃場は5年ぶりの作付けになる。ここはうちの圃場の中でもかなり良くゴボウが育つので通常なら2~3年に1回作付けするランクなのだが、①土が固くてゴボウ収穫機が機能しないので土をやわらかくしたいためと、②田津地区の農地では珍しくスズメノカタビラが繁茂するので減らしたいのと、③田津地区農地の規模縮小に伴う輪作ローテーションの変更のためとで、5年ぶりになったものだ。


①については大変な面倒をかけて、緑肥前に出来る限りプラソイラをかけてきた。少しでも根が入りやすいようにと。収穫期の結果や如何に。


そして②。この間、スズメノカタビラが種を付けないように管理をしてきたつもりだが、やっぱり生えるんだな。しかもシコタマ。草の種ってのは生存期間が長いからあんまり期待はしてなかったんだけど、少しくらいは減ろやって。今調べたら「約4年生きる」っていう報告があった。微妙なところだったね。ちなみにこいつは転作田で繁茂するように、湿り気の多い畑に多い。だから田津地区では珍しい。


肝心のゴボウはというと、年数を空けただけのことはあって、状態はかなり良い。味もきっと良い。いつもに増して、きっと良い。自然栽培のおかげで少なくとも隔年栽培が可能になってはいるんだけど、間隔を開けた方が味も確実に良くなるのだ。だから経営的に、いろいろ悩ましくている。


(3月1日)


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