• 反田孝之

20代で学んだ現場経営の実践本

経営をどうやって学んだか、とは時々聞かれることである。私の場合は建設業を営む両親から何となく肌で学んだというのが一番大きいだろうと思っているが、強いて言うなら、ある本を挙げることができる。今朝トイレの供を探していて本棚で久しぶりに見つけた本。おお、こんな本があったなと。


「会社をのばす主任とつぶす主任~利益をうみだす現場管理の知恵~」 飯塚孝文著 清文社


トイレでパラパラとめくってみた。内容を何も覚えていない。しかし​20代半ばで、穴が空くほどこの本を読んだのである。内容は建設業向け。しかし実践的で応用の利く基礎を学んだと思ったし、自分が気づかないだけで今の私の経営感覚をも形作ってくれているのかもしれない。それだけ当時の私の満足度は高かった。


ちなみに参考書にこの本を選んだ理由は特にない。広島の大型書店でたまたま目に留まって、立ち読みする限りでピンときたから買っただけのこと。そのことはなぜかはっきり覚えている。


見通してみると、アンダーラインを引いている箇所が1カ所だけあった。こう書いてある。「実は、現場の原価管理の中で、一番難しいのは、この推定残工事額の把握なのである。」うんうん、実に私らしい。


当時も、死に物狂いであった。そして瞬発力も持久力も吸収力も一番充実している年頃だ。人生の基礎をつくるにはいい経験をしてきたと思っている。

最新記事

すべて表示

ゴボウを減らすということ

​前回に続きゴボウの縮小について。 作付けを4割減にするなら、洪水がもし来なければ収量も4割減である。しかし洪水の来た近年に単純に当てはめて比較してみると、2018年、2020年、2021年のすべてで「収量減なし」という、何か計算を間違えているのではないかという結果になっている。つまり洪水が来れば、30棟だろうと18棟だろうと収量は変わらないという当たり前のことが起きるわけだ。だったら作付けを減ら

50を過ぎて後退した自分を見つめ直す

近頃、寝る前に布団の中でこのブログのアーカイブを見ている。探し事以外で、これだけ気合を入れてみることは珍しい。 なぜ見ているかというと、今一度自分を見つめ直すため。ここ数年、経営がうまくいかない。もちろん毎年のようにやって来る大洪水のせいなんだから仕方がない。しかしだ。もし大洪水がなかったとしたらどうだったろう。もしかしてそれなりに下手な経営になってはいなかったか。大洪水に隠れて見逃してはいないか

講演会へ行く目的

天気が微妙なので、大豆収穫を諦めて渡地区の耕うんへ。延期はあさってまでか。大豆ってのは雨の翌日は刈らない方がいい、つまり基本的には晴れが2日続いた日に刈るのがいい。今週はこれから用事が入り組んでいるので、段取りが難しくなった。 用事の一つが、土曜日の講演会。内容は何となく想像できるからいいのだけど、ミーハーな私としては「生うつみん」を見てみたい。あれだけ敵を作りながら我が道を行ける人は私にとっては