• 反田孝之

20代で学んだ現場経営の実践本

経営をどうやって学んだか、とは時々聞かれることである。私の場合は建設業を営む両親から何となく肌で学んだというのが一番大きいだろうと思っているが、強いて言うなら、ある本を挙げることができる。今朝トイレの供を探していて本棚で久しぶりに見つけた本。おお、こんな本があったなと。


「会社をのばす主任とつぶす主任~利益をうみだす現場管理の知恵~」 飯塚孝文著 清文社


トイレでパラパラとめくってみた。内容を何も覚えていない。しかし​20代半ばで、穴が空くほどこの本を読んだのである。内容は建設業向け。しかし実践的で応用の利く基礎を学んだと思ったし、自分が気づかないだけで今の私の経営感覚をも形作ってくれているのかもしれない。それだけ当時の私の満足度は高かった。


ちなみに参考書にこの本を選んだ理由は特にない。広島の大型書店でたまたま目に留まって、立ち読みする限りでピンときたから買っただけのこと。そのことはなぜかはっきり覚えている。


見通してみると、アンダーラインを引いている箇所が1カ所だけあった。こう書いてある。「実は、現場の原価管理の中で、一番難しいのは、この推定残工事額の把握なのである。」うんうん、実に私らしい。


当時も、死に物狂いであった。そして瞬発力も持久力も吸収力も一番充実している年頃だ。人生の基礎をつくるにはいい経験をしてきたと思っている。

最新記事

すべて表示

前回更新から6日も経つのか。まあ相も変わらず忙しく動いている。きっと余生はこうやって過ぎ行く。 私の人生を一言で表すなら「仕方がない」人生だ。自分はこうするつもりはないんだけど、仕方がないからこうするんだよ、の連続。私の意志というものを充足させられる機会は日々の中であまりない。自然農業を人生のベースに置けばこうなることは「仕方がない」のだろうと思っている。 以前たびたび「根本」と「対症」につい

今日は久しぶりの本降り、を通り越して大雨予報。今月の半ば以降、そのうちにやって来るこういう雨までにやっておきたいことをひたすら進めていたのだが、実は先週末にケチがついた。体調不良になって3日も作業を休んでしまったのだ。 昨日は全開で進めたが、やりたかったことのうち多くは間に合わなかった。まあこのたびは貯金しながら進めていたため、まだまだ挽回の余地がありそうで焦りは小さい。ただこれからのことを思う