top of page
  • 執筆者の写真反田孝之

盲腸騒ぎ

今日は末っ子が楽しみにしていた保育園の親子遠足。なのに出発してしばらくして女房から、娘が腹痛のため戻ると電話が。これまでにないくらいに痛がったらしい。​送ってくれた先生と女房の話では盲腸の疑いがないかという。急いで病院へ連れて行った。


結果は原因不明。盲腸でなくて良かったのと、原因不明でまたこれから思いやられそうなのと、思いが交錯。事務所で昼飯を食う今、痛みは少し落ち着いたらしく、目の前でパソコン動画を見ながら遠足で食べるはずだった弁当を無邪気に食べている。


冷めた言い方をすれば、この間2時間の作業中断は、痛い。たった2時間のロスと我が子の心配を天秤にかけるな、とお叱りを受けそうなものだが、自営業というか商売というか、責任を直接的に抱えた生き方をしていれば、こんな感覚になるものだろうと思う。うちの両親だって、私の子供の頃にはこんなノリだった記憶がはっきり残っている。それで子供心にも、こういう生き方のある意味大変さは伝わり、体で学んできたのだという気がしている。


そういえば1か月半前のこと、年に一度の集落のお祭りの「権現さん」で、祭典が始まる直前に次男が足の裏にササクレが刺さって痛いというので、すぐ近くの自宅に戻って抜きにかかったということがあった。その祭典で私はそれなりに遇してもらえる立場なので、本来いないとまずい。案の定、女房から「まだか」という電話が入ってきた。ようやく取り除いて戻ると神主さんがちょうど帰られるところ。みなさんに不礼を詫びることになった。


時間がないので端折る。ようするに子供がいて良かったなあと。この子らが、致命的な苦労をしなくていいような世の中に繋げていきたい。

最新記事

すべて表示

どうも最近いけない。体も心も頭も。まったく自分の体ではないようだ。ここ数年で徐々に増してきた感覚。今年は一気に進んだ感じがする。体の方は何事もペースを落としてやれば大きな問題にはならないし、心の方も萎えたところで困ったことが起こるわけではない。厄介なのは頭。どうにもチョンボが増えた。経営的な損失は自業自得で済ませられても、約束を忘れたり勘違いしたりして人に迷惑をかけてしまっていけない。 おそらく男

一流の定義っていろいろあるだろうけど、漠然というなら、凄い人から「凄い!」と言われること、というのがあるだろう。 凄いと言われることがよくある。でも言ってくれる人って、ほとんどが素人。そりゃ私のやってることなんて、素人から見れば何でも凄いだろうよ。 一方で、私が凄いと思っている人から凄いと言われることが稀にある。こういう時は、頭の遥か上の方から鳥瞰する。私がいて、隣にいる誰からかに凄いと言われてい

今日は小3の次男が楽しみにしていた遠足。三瓶のサヒメルなんて何度も行ってて最近も行ったのに、それでもみんなで行くから楽しみなんだと。そりゃそれでいいことだ。 遠足は近頃は必ず雨の心配のないインドア。今日なんて三瓶山に登れば気持ちがいいことだろう。私らの頃は遠足は必ずアウトドアだった。小4のときにまさに三瓶登山で、しかも親子登山。母も含め、多くのお母さんらが参加して、男三瓶~女三瓶の縦走をした記憶

bottom of page