まさかの恩人の死人生の恩人はたくさんいるけれど、誰か3人を上げろといわれればすぐに思い浮かぶ。そのうちの1人が昨日亡くなられたときいて、呆然としている。 22年前、千葉県緑区の夕闇の迫る田んぼの畔で鳴った携帯電話からすべては始まった。農業を始めたくてくすぶる私をUターンさせ、今の農業を始め...
不甲斐なさと諦めと大豆の色選掛けが、気温が上がった時間帯を選んで今日も淡々と進む。明日が大豆の検査。検査ロットだけは何とか間に合わせたい。でも今ギリギリどうかというところ。 寒々しい作業場から窓の外を見る。山陰の冬だ。子供の頃から慣れ親しんだ冬だから、冬とはこういうものだと思っていたつもり。...
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