​代表者メッセージ

世の中には、「間違いだらけの◯◯」が溢れています。私たちと関係するところでは、間違いだらけの無農薬信仰、間違いだらけの環境保全、間違いだらけの食育、間違いだらけの健康法・・などでしょうか。

 

私たちが営む産業としての農業も、そもそも環境破壊の所作そのものであり、私たちはそのことを常に頭の片隅において、「仕方なく」やっているのだという思いを抱いて歩んでいくべきでしょう。

 

世の中の間違いや矛盾の多くは、「根本」と「対症」を自覚していないためにもたらされていると思います。これらは車の両輪であり、例えば何かを解決する手段として、根本的手法一辺倒では今が改善しない、対症的手法一辺倒では永遠に改善しない、現実社会では常に両者を融合した視点で取り組んでいかねばならないことがほとんどだろうと思います。

 

対症的手法に過ぎないものを、あたかも最善のものだと勘違いしてしまうことから、多くの間違いが始まります。あくまで最善は根本的手法であって、対症的手法はそのことを理解した上で「仕方なく」行うものである。このことの理解と実践で、社会は飛躍的に向上することでしょう。

 

物事を「根本」と「対症」のメガネで見て行ける仲間が増えていけばいいな、そのためにはもう少し自然栽培の世界が広がることが必要かな、と思っています。