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有限会社 はんだ
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自然栽培実践者としてのプライド
一昨日、ようやくお米の色選がけが終わり、数量も確定し、お米の販売先への割り振りもほぼ決まった。大きな区切りが一つついたのだから気分は幾分晴れやか。いつもならここでコルトゥラーダのワインを開けて打ち上げと行くし、ちょっと前までその気満々だったのに、すでに11月繁忙期が始まり、段取りはぐちゃぐちゃ、頭の中ぐちゃぐちゃ、体もぐちゃぐちゃで、さすがにその気分ではなくなった。 今年はお米が豊作と何度も書いてきたけれど、終わってみて、くず米も異常な多さだった。網下と色選くずを合わせて2トンちょっと。くず米率は12%に近い。圃場によって違い、網下と色選くずの割合も様々。今後に活かすための分析は大雑把なところではできているので、細かいところは冬にでも詰めたい。 この度くず米が多かったのは当地での明らかな傾向らしい。しかし大豆の青立ちだってなんだって、地域の傾向と無関係に収量を上げることこそ、プロとしてのプライドであり、自然栽培実践者としてのそれでもある。自然栽培だからできたのだ、みたいな。 それを実現する技術を蓄積していくことを念じてずっとやってきたし、これから
反田孝之
17 時間前読了時間: 2分
11月繁忙期早々の試練
またまた久しぶりの更新。今日は外の雨を眺めながら、近くの秋祭りの関係者の無念を思いながら、最後の色選がけをしながらデスクワークを進めている。 ついに恒例の11月繁忙期に突入している。まだ始まったばかりというのに早々に試練が。 一昨日体調を崩した。 その日はよりによって米の荷受けが急きょ入ったので、1時間おきくらいに運び込まれるお米をフォークリフトで受ける以外は、ほとんどずっと事務室で寝ていた。そして昨日、仲間らが主催するマルシェイベントがあった。当初の予定では、今日の雨を想定して、駆け込み作業の大半を一昨日に終わらせ、昨日はなんとか顔を出したいと考えていた。しかし一昨日に寝込んだため、何が何でも昨日作業をやらねばならない。体調不良を押して最低限のことを何とかやり切りまずは安堵。しかしイベントにはもちろん行けなかった。 駆け込み作業とは、ゴボウの畝立てと、稲刈り後の田んぼの耕うん。ここに及んでこの2つは、もしやらないまま今日の雨を受けてしまったら大変なことになっていた。たとえ人に恨まれようと寿命を縮めようとやる必要があった。 11月繁忙期の進捗状況
反田孝之
3 日前読了時間: 2分


今の人生は道のない山歩きと同じこと
10日ぶりの更新。特に訳があったわけでもなく、くたばったわけでも、忙しさが過ぎたわけでもない。昼飯時にデスクワークばかりやっていて書く間がなかったのだ。今日もそうだった。今14時半、休憩がてら書いている。 この間には、というか、この間にも、いろんなことがあった。まあ農業をやっていると、というか自然栽培をやっていると、はたまた機械をたくさん抱えていると、などという方が正解か、しょっちゅういろんなトラブルが起こる。毎日がエキサイティングでよいと若いころなら思えた。でもこの歳になるとどうにもしんどいなと。もう少し安定した日々に憧れるようになっている。いかんかね。 その中の、トラブルではないが大きなトピックの一つが大豆の出来についてだ。枝豆までは大豊作で、昨年のような登熟期の不安がなかったからおそらく大丈夫だろうと思っていたのに、まったく怪しくなった。少なくとも大豊作どころか豊作はない。普通もない。どの程度の悪さで済むか、という問題になっている。症状は今のところ何とも言えず、いろいろ。少なくとも青立ちはかなり発生している。それと葉が早く枯れる症状。大豆っ
反田孝之
10月31日読了時間: 3分
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