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  • 執筆者の写真反田孝之

朝一、まだ降らない。急ぎのデスクワークも溜まっていることだし、いい加減に体を休めたいのだが、降らんというなら現場でまだやっておきたいことがある。それで朝から体に鞭打って、いや鞭を打つ体力もないので、自分を励ましながら何とか動く。


10時ごろ、ゴボウトンネルの畑に転がしたままの機械を回収しに行った。着いてトンネルを遠目に見ると、なぜかトンネルがところどころ凹んでいる。近くによって見てびっくり。周囲の足跡を見ると、なんとイノシシの仕業。ビニールがずたずたにされた上に、中も少し荒らされている。



観察をすると、どうやらトンネルを飛び越えようとして足がビニールに突き刺さり、ジタバタして落ちて、空いた穴から飛び出したものらしい。こんなことをするのかと驚くばかり。厄介なのはまったく同じように3か所やられていること。1カ所で止めなかったということは、どうも遊ばれた感じだ。


こうなるとそのうちまたやる可能性がある。実際に12年前にそういうことがあった。あの時はただ遊びでビニールに巨大な穴を開けまくる。他にも人を食った振る舞いをする頭のいいイノシシだった。顔を見ると笑っている。本当に笑っている。不気味この上もなかったが、ほどなく親父が知り合いの猟師を呼んでくれて猟犬であっという間の捕獲劇で解決。


先のことはともかく、先ずは目の前の補修をどうするか。これから今日明日は本降り予報。風も強いし体も辛いし、気分的には明後日に天気が回復した後にしたかったところ。しかし「落ち込み」のリスクもあるので、女房も呼んで、今度はしっかり体に鞭打って応急処置。ちょうど終わるころ雨が降ってきた。


  • 執筆者の写真反田孝之

昨日大豆の収穫を完了した。ゴボウも緑肥も、これで急いでいた最低限の圃場作業がすべて終了。あとは振り回されずに進めることができるということで、11月繁忙期はお終い。次は12月繁忙期。

だから繁忙期の端境ということで、今日は気分がちょっとフヌケ。しかも夜中に居間で電球が落ちて割れて散乱すして片付けが大変だったというおまけがついて、なんとも眠い。しかし天気は今日まで良いというから、全然期待していなかった苗代が良い条件下でいじれるからと、朝から神社の祭典に参加(今年は総代)の後、トラクターの回送などしているところ。


他にも冬前にやっておきたい圃場管理がたくさんあるのだが、どうやら今日で終わりになりそうだ。ま、御の字ということで。


以前は、まだサトイモが残っている時期。掘り取りを12月下旬にせざるを得ず、体にムチ打って寒波の到来と競うように進めていたものだ。我ながらようやっとった。今やれと言われたら気絶しそうだ。


さあ、フヌケなんだが、行ってやろうか。集中してやらんとならぬぞ。苗代は今年はまた新しい取り組みをする。といっても半分は以前の復活なんだけど。またそのうち紹介したい。



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