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有限会社 はんだ
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水はけが悪い多くは人災
うちの経営農地の大半を占める今田地区について、水はけは転作田としては確かに頭を抱えるほど悪い箇所がある。しかし水稲作としては、大半はまったく問題のない圃場ばかりだ。しかし実際には乾きが悪いと毎年困っている耕作者がいて、行政に訴えたりもされているようだ。しかし 私に言わせれば、ただ単に管理が悪いだけのこと。秋でも春でも耕うんするときはいつもジュクジュクの状態の時にロータリーを回している。 それが原因だということを知らない。 実際にめちゃくちゃにされた田んぼをうちが引き継いで管理するようになれば、どんな深田(ふけだ)と言われた圃場でも転作すら可能になっている。そりゃあ反田はサブソイラやもみ殻暗渠敷設機などの便利な機械を持っているからだ、とおそらく思われているだろう。しかしそれは短期間で転作田として機能させたいがための手段であって、単に水稲作として使うならそんなことまでする必要はない。 水はけを悪くしないようにするためには、基本は田面が乾いたときだけに耕うんするということでいいのだが、現状までめちゃくちゃにしてしまっていては少し工夫が必要だ。次のように
反田孝之
4月15日読了時間: 3分
新聞での連載
自然栽培の普及に関連して。そういえば、2023年7月から2025年3月まで19か月にわたって業界新聞に月1の連載をさせてもらっていた。購読層はほぼ農業関係者に限られる。といっても全国紙でそれなりの購読者数だから、かなり気を使って書いた。 というのも、当然ながらネタは自然栽培にまつわることになる。しかし農業界は全体で見れば圧倒的に慣行栽培が多く、我々のような栽培をしている人は一握り。そしてそれに比例するように立場の強さが決まりかねない。例えばSNSで私が知っている会員1万人のグループでは、有機や自然の実践者はけちょんけちょんに叩かれる。バカにされているといってもいいくらいだ。そういう読者層に対してせっかく書く機会をいただいたのだから、分かる人にだけ分かればいいよと割り切って、圧倒的大多数の人からバカにされて鼻で笑われて無視されるのではあまりに惜しい。それで1人でも多くのそういう人たちに興味を持ってもらうために書いてみようと、いわば自分なりのチャレンジとして引き受けた。それで気を使う羽目になったのである。 実際に書いてみてかなり難儀な思いをした。まず
反田孝之
1月28日読了時間: 2分


岩崎さんのこと
前回触れた葬儀について。地元農家の大先輩がなくなられたのだ。91歳。「鉄人岩崎」と誰となく呼び、つい数年前まで体力は私の倍はあるだろうというような方だった。とりわけゴボウ栽培では一日の長があった。現在うちの経営の柱の一つである秋播きのトンネル栽培は、30年くらい前に岩崎さんをはじめとする関係者が確立された作型なのである。 事情の詳細は当時の町の広報誌であるこの写真を読んでもらいたい。 このあと試行錯誤を重ねられ、当地に合った播種やビニールをかけるタイミングやビニールを外すタイミングなど、農薬の使用が前提ではあったけれど、それらのすべてを数年でほぼ確立された。写真の視察の10年後にうちが今の農業とゴボウ栽培を始めたときにはそれらの点では何も悩むことなく、大変ありがたかった。 私が唯一頭を抱えたのは、抑草の処理剤を使わないがための草取りの方法だ。それでトンネルサイズのアレンジを考えた。その導入に支柱やビニール代の初期投資がバカにならないことから、岩崎さんからも「悪いことは言わんから皆と同じサイズがいい。いろいろ考えて今のサイズに落ち着いたんだから。」
反田孝之
2025年12月18日読了時間: 2分
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