うちの畑の草の話
- 反田孝之
- 4 日前
- 読了時間: 2分
自然栽培を適正な管理のもとで続けていれば、徐々に草が減ってくるというのはこの業界の定番。しかし昨日写真で紹介した通りで、うちの畑、まったく減る様子がない。
洪水を境に今までなかったような草が増えたりすることからも、草の種が流れてきていることは容易に想像がつく。また冠水時に土中の空気が放出されるということが大きな原因ではないか。土の中には想像以上に空気が存在していることが、冠水時の光景でよくわかる。洪水後はそれがすべて追い出されて下層まで土がカチカチだ。草もさぞかし働き甲斐があるだろう。ということで、うちの畑で草が減ることはないだろうと考えている。
(冠水時に噴き出す土中の空気。2014年8月。)

(水が引いたあと。2024年11月。)

畑の草で実に奥が深いシーンがある。以前紹介したかもしれない。うちのある畑の真ん中辺りに直線を引いたかのように、片方は毎年草が多く生えて、片方は毎年草が少ないという畑がある。そこはもともと畑の境界で、もう何年前かもわからない過去の管理によってこういう差ができたと思われる。ここに2018年の大洪水で60センチもの厚みの土砂が一様に堆積した。こうなると耕うん機械はもとよりサブソイラの爪だって元の畑面には届かない。これで草の生え方の差はなくなるだろうと思っていたところ、なんとその直後であっても厳密にそこを境に相変わらず草の生え方が鮮やかに違う!のだ。これがその写真。

洪水の半年後のゴボウトンネルの畑。ある場所を境に向こう側が草が多い。向こう側に見えるから多いのではなく実際に多い。トンネルの中はトレンチャーによる筋状深耕がされているので元々の土が15%くらい混ざるけど、写真で見える箇所はまったくその影響を受けていない。ここでこうなんだから、トンネルの中は相変わらず多い。これには面食らった。
田んぼは水の力を利用して代かきで草の種を移動することができる。しかし畑はそうはいかない。ちなみにこのことは肥毒も同様で、田んぼでは肥毒を移動しやすいが畑では難しい。それゆえ肥毒除去の技術が異なるのである。


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