top of page
  • 執筆者の写真反田孝之

忙しい中で大事な視点

昨日書いたように、遅れを取り戻すことに必死になることは仕方がない。しかし作物をよりよく育ているという肝心の視点を忘れてはならない。そのためには手間を増やすことだって厭わない割り切りもいる。


4月15日に書いた転作田の不安。実はすでにかなり安心している。というのも、そのわずか2日後に手間をたっぷりかけてリカバーしたからだ。サブソイラを同じ筋にもう一度かけた。サブソイラを1度でもかけた跡は、それがたとえ浅くてもすぐに乾く。わずか2日後でも今度はしっかり最深でかけることができた。



ちなみにちょっと不満があって、始めから2回掛けするつもりがなかったから、1回目も弾丸をつけてしまった。1回目は外した方が穴が安定する。


ただでさえ時間がないところに、悩みに悩んで2回掛けをしたわけだ。しようが、しまいが、どっちにしても経営全体でプラスとマイナスがある。そこをどうするかが、判断。


連日の疲れから、ついつい「しない」方に気持ちが向く。しかし常にそれではいけないと言い聞かせる。疲れを無視して、是々非々で動く。禁欲主義。共感できない人もたくさんいることだろう。しかし作物や土にとっては、私の疲れなど知ったことではない。こんな視点でも、農業経営や人生は奥が深い。

最新記事

すべて表示

国道の通行止めでホトホト困った

13日の夕方からの​国道261号の崩土および通行止めで滅入っている。う回路が一車線で5kmに及び、大変難儀をしている。14日朝の通勤時間帯は最悪。下手な車が往生して、もうちょっとで詰むところだった。車を降りて誘導を強いられることはこれまでに2度。 私の前の車が、対向車が来ても寄らない。それで対向車がバックしようとするが、バックが下手で埒が明かない。私が車から降りて前の車に、 私:「もうちょっとこっ

bottom of page