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続・アイガモロボ

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 6月3日
  • 読了時間: 2分

昨日は田植え後の圃場にアイガモロボを入れてみた。


案の定、まったく効果なし(笑)。水がさっぱり濁らない。というのも、その圃場はアイガモロボ用の代かきをしていないからだ。アイガモロボ用の代かきとは、うちのような砂地圃場は特に、深水にして土を舞い上げるようにやらねばならない。こうやれば表面には泥が溜まってロボの効果がでる(はず)。しかし昨日やったところは昨年大豆を栽培した圃場で、そういう代かきをすると大豆残渣が大量に浮遊して田植えやその後の除草に不具合が出るので、水は少なめにして練り込むように代をかいている。それで田面が固くてロボの爪が立たないのだ。


と理屈を自信満々に言っといて、この砂地圃場でロボ用の代かきをすれば確実に大丈夫なのかどうか不安がないと言えば嘘になる。ちょうど昨夜からの雨で田んぼに水が溜まり過ぎで田植えができないので、一日ずつの延期を決め、間持たせの意味を兼ねてロボ用の代をかいた圃場にロボを投入してみた。すると、おお、濁る濁る、ロボが通過した後は泥がしっかり舞い上げられて濁っている。


(周囲も濁っているのでちと分かりにくいか)


育苗だって本田だって、砂地ってのは厄介よ。代かき時にトラクターのタイヤの跡が残るという面倒な症状もある。このたびはハローの「タイヤ消し」の爪を新調して臨んだ。そのせいも少しはあるだろうか、今年はなぜかほぼほぼ残らない。

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