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アイガモロボ

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 5月21日
  • 読了時間: 2分

今日も暑い・・。曇りだが、蒸す。なんだかんだ言ってトラクター仕事は良い。エアコンに当たっていられるから。でも今日は耕うんのタイミングの谷間のためそれはなし。それでこんなことを。


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アイガモロボの放鳥。と言っても田植えはまだだからただの試運転だ。


最近ニュースなどで見たことある人もいるだろうが、うちも導入した。無人で勝手に田んぼの中を泳ぎ回って表面の泥を掻き揚げてくれる。それによって田んぼに生える草を抑制するという代物だ。加えてエチレン効果(稲は何かが当たると生育が促進される)も期待できる。


完全に抑えられれば文句なしだが、乗用除草機の稼働が1回減らせることを期待していて、それでも十分だ。田んぼが広いので田んぼの観察も兼ねて一度くらいは乗用除草機を入れたいから。特に自然栽培の方は苗が頑強とは言えないため乗用除草機を入れるタイミングに難儀をしてきた。せめてこれで草の初期生育が抑制できれば御の字。歩行型除草機を押して周囲の人を驚嘆させるほどの女房の苦労もなくなる。


昨日書いた代かきのいろいろを変えたのには、このアイガモロボを入れる事情も大きく関係する。8枚(4ha)のうち4枚は「少しでも」アイガモロボの効果を得やすいような管理をこれまでしている。不安なのは砂気が強いという圃場条件。思うように泥を舞い上げてくれるか、そして濁りがどこまで持続するか。それが「少しでも」の意味。なお砂地は代かきで練れば練るほど稲の生育は良くなるというのが経験則。たぶん矛盾はない。


ちなみにこの機械、税別25万。あまりに革新的。これは改良を加えられた2号機で、1号機は微妙だと思っていたが、この2号機は悩む選択肢がないほど明らかに良い買い物で、近くの知り合いだけで2人は入れている。ただ田面の高低をなくす腕があるのが前提。それができなければ決してよい機械とは言えないだろう。


というふうに、使う前からの勝利宣言。さてさて、どうなることやら。

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