土木の頃(4)業者さんとの人間関係はこんな感じで何とかなった。むしろ大変なのは内部、従業員さんの方だった。私自身が仕事を覚えること以外に、とにかく会社の雰囲気を良くしたいという一念で日々を過ごしていたが、上手く行かないことが多くて面食らっていた。...
土木の頃(3)当地で名高い「観音滝」の手前2kmは2車線で道幅が広い。ここは私が26歳の時に現場代理人(現場責任者)として道を拡幅した場所だ。うちの会社始まって以来の1億円越えという大きな現場でもあり、多くの下請け業者が入る。そこでこれまでに書いたような人間模様が繰り広げられていたが、そ...
土木の頃(2)なめられないようにするためには、他にいろいろな工夫はするとしても、まずは仕事ができるところを見せなければならない。作業は実に多岐に渡ってやった。土方もするし、運転手もするし、重機にも乗る。土方は学生時代の造園のバイトでしこたま鍛えられたのでお手のもの。ただ重機(バックホウ)...
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