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ごぼうの不作が災害級

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 7月9日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月17日

ごぼうの収穫が進んでいる。今期の悪さは覚悟はしていたが、実際に相当悪い。まるで洪水でダメにした年のようだ。


まずは頼みの綱だった1枚目の畑(作付け面積の33%)が、ごぼうがいつもより1~2割短かく、さらに先細り型だった。次の2枚目の畑(同44%)が発芽不良による本数減に加え、前に紹介したように細かったし、同様に短かった。そして3枚目の畑(同23%)はまだ収穫が手つかずだが、地上部はごく普通に見えて地下はほぼほぼ「全滅」であることが判明している。ごぼうの長さが10cmくらいしかないのだ。まだすべてを掘り終わっていないし選別作業中なので推定だが、通常年のもしかすると半分以下、多くてわずか5トンくらいのものではないか・・。


(収穫風景。今年は収量が少ない上に元気な7人でやったのでわずか6日で大半を掘ってしまった。)

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播種時期の洪水による冠水と、播種の半月遅れのため、何かあると覚悟はしていた。やっぱりこの二つの影響は大きかったと考えている。もう一つは自家採り種の発芽率が悪かったこと。ごぼうの自家種の発芽率が悪いことは今までになかったし、前回書いた大豆と違って今のところ原因が分からないので、今後の自家採種がすっかり怖くなっている。


ごぼうが悪かった、大豆も失敗している、となると今年度はまだ始まったばかりというのに、決算がすでに憂鬱である。しかし残るもう一つの柱の米が今のところ過去にない良い生育なので、卸の単価も上昇していることだし、何とかこれを死守して損失を補いたい。

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