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そろそろ来る

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2 時間前
  • 読了時間: 2分

今年の梅雨は一気に来たね。普通は降る降ると言いつつ、案外降らない。それで大豆を播いた。でも今回はしくじったね。大豆の発芽と同時に草も発芽が始まっている。これは厳しい結果になりそう。


(よく見ると小さな草がたくさん発芽している。こんなのが大変なことになる。)


そしてゴボウ。上流の三次市の降雨量は今日からの3日間で200ミリを超える予報だ。これはかなりまずい。洪水の前に1日でも多く収穫作業をと念じて、今にも止まってしまいそうな体に鞭打って収穫準備をしてきた。そして予定していた初日の今日は雨で流れた。明日以降もどうやら無理っぽい。1日も収穫しないうちにすべてが沈む可能性がある。


6月の洪水というのは、確か私が調べた限りでは記録がなかったのではないか。まあ今は分からない時代だ。なにせ一昨年は11月に洪水が来てゴボウの種まき前の畑を沈めた。そして2021年の8月以来、夏に洪水が来ない。4年連続夏に洪水にならなかったのは私が農業を始めた2004年以降で初めて。そろそろ、来る。


地域の人と話していて驚くことがあって、そんな大きな洪水はもう来ないのではないか、とかなりの人が口にするのだ。夏場に4年間洪水が来ないことで、人々の感覚はこのように変わるものかと。何十年と生きてきた人たちがそうなのだから、この現象についてはもう少し味わう余地がありそう。まあ、だからこそ、度重なる被害にめげることなく、田畑を耕作してこれたのだろうけれど。


堤防ができることによって、これからゴボウ畑はより洪水にさらされやすくなる方向だ。この経営リスクを減らす手段はただ一つ、ゴボウ栽培をやめることしかない。しかし私は大量のゴボウがあって私だと思っているし、ゴボウはうちのアイデンティティと言ってもいい。さらには、今このゴボウをやめることは社会的に許されることなのか。もし許されないというのなら、私はもっと別の視点で経営を、と言うより人生を変える必要があるまいか。


洪水に導かれる世界観。わかんなくていいよ。

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