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今年の大豆はなぜか水分調整が難しい

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 2020年11月27日
  • 読了時間: 2分

今年の大豆は水分調整が難しい。乾燥した後の水分の戻りが多発。14%前半に決めたはずが、仮置きしているうちに1%以上上昇していたりする。袋詰めまで終えた後に戻りが発覚したものもワンロットあった。


ああ、大豆ってのは子実水分が15%を超えると穀類検査に通らんわけよ。


必ず戻るっていうなら、初めから13.5%とかにしておくことで解決するが、これが必ずでもないから困る。実は一昨年にひどい目にあったから、去年15万円もする水分計を買って、やっぱ高いのは違うなあ、なんて安心してやって、こんなに苦労した記憶がない。むしろ数値は若干下がる傾向だった。なんで今年はこうなんだ?


(15万円もする水分計)


大豆というのは思った以上に奥が深い。ということを知ったのは3年前に自前で収穫から調整までをやるようになってから。今も昼めし食いながらいろいろネットで調べていたら、ついつい他の技術的課題の記事の方が興味深くなって、なかなか調べが進まない。しかしね、知った上で上手く立ち回るというのが必ずしもいいとは限らんからね。知らずにいた方が上手くいくことも多い。この歳になると断言できる。


変なことを言うけど、人の幸福ってのは、知識とか知るという行為とは無縁だ。例えば大豆のコンバインロス(コンバインで刈ることで畑に落ちたりして収穫されないロス)ってのは稲の比じゃなくて、20~30%とかヘタすると半分とかあるんだけど、こんなこと初めから知らなきゃストレスは生まれないわけ。知ったばかりに苦悩が始まる。ほんの一例。農業にも多いよ。


こうやってバカになるのも人生技術の一つ。久しぶりに「バカになる」を使ったな。一時期まで人生のキーワードだったのにな。

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ひたすら耐える日々

体が限界に近い。朝がきつい。今日は7時半過ぎまで起きれなかった。歯を食いしばって起きて、のらりくらり準備して、のこのこ出勤。作業は9時半から。今の本線は色選がけ。デスクワークだって大豆コンバインの掃除だって色選をかけながらやることになるし、逆に色選をかけながらできる作業を用意することになる。 今年の大豆は昨年よりは明らかにきれいだが、豊作の時に比べるとやっぱり粒が汚い。特に不作の時は紫斑が多くなる

 
 
 

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