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今年の大豆が終わってしまった

  • 執筆者の写真: 反田孝之
    反田孝之
  • 7月1日
  • 読了時間: 3分

久しぶりにしくじったね。大豆の草。すでに草が無数に生えているというのに、播種後の雨続きでまったく除草に入れず、ようやく乾いた半分の3.5haに昨日薄暗くなるまで頑張って除草機をかけたところ。残り半分は今日もう1日さえ晴れてくれればほとんどが乾いては入れただろうに、この無情の雨。しかもまだしばらくは定期的に降るという。


私の何度かの経験によれば、除草機がかけられなかった半分は秋には大豆が見えないくらいに草が繁茂するだろう。かけれた半分だってすでに手遅れ気味だったから、こちらも減収はもちろんコンバイン収穫を邪魔するくらいに草が茂ることだろう。道路から見ると数haの畑がただの草むらにしか見えないという状況が現れることになる。除草剤を使わない大豆栽培というのは、播種してまだ2週間かそこそこなのにすでに大幅減収が決まるという、あまりに運に左右されて博打性が高い代物なのである。


もっとも近くでやっている仲間は3日前には除草に入れたようだ。この2日の違いが雲泥の差だ。つまりこの博打を左右する大きな要因が圃場の排水性なのである。だからこの今田地区の排水性の向上のためには、もうどう表現していいかわからないほどの熱量を持って、このためには寿命を縮めてもいいくらいの信念で取り組んできた。それでもこの状況、この差。さすがに虚しく、辛くなってくる。


(左は部分的に湿ってはいるがほぼ機械が何とか入れる。右は歩いても足がめり込む。隣同士でこの違い。)



もっとも辛くなるのは過去を振り返るからである。今まで辛かったことは、ただ生きてきただけだと割り切って、前だけを見て今後も取り組んでいくと改めて誓っている。このことはまた近いうちに触れる。


それと同時に、今後は梅雨明け播種も視野に入れたい。といってもこれまでに何度かやっていていい結果が出ていない。梅雨明けといってもお盆くらいまでは降雨量が安定しない(畑が乾かない)ことも多いし、上手く播種できても収量があがらない。だから従来通りの作型と梅雨明けの作端を組み合わせ、さらに他の実践者を参考に工夫してみるつもりでいる。まずは今年これから試しをするつもりだ。


つくづくうちらのような栽培は、面積が広いと難儀なものである。うちが一切使わない農薬というのは、作業タイミングを緩和し、大面積のマイナス面をカバーしてくれるのである。どんな作物だって面積がそこそこであれば何とでもしようがある。面積が広ければ管理技術からして変えねばならず、そこそこの人の情報が参考にならない。


そもそも大豆は草を抑えてたってここ2年の大不作だ。何とも気難しい作物だと言わざる得ない。以前は大豆ほど簡単な作物はないと思っていたのに(面積がそこそこだったせいもある)、今では水稲と逆転だ。まあ水稲は管理条件が良い圃場に栽培を移したせいでもある。しかし砂地の作土が15cmしかないという条件でどこまで永続性があるかはまだ未知数だ。以前10cmのところでやっていたら全然ダメだったし。この5㎝の差がどこまで有効なのか。


そういえば昨日、新たに大豆畑の1枚で多数のアサガオの発芽を確認して天を仰ぐ。これは次回にでも。

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