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  • 執筆者の写真反田孝之

次男の行動に、たまげる

月曜の朝はストレスだ。新小2の次男が登校に戸惑るのだ。今日も泣いて動かなくなってしまったので、車でバス停まで連れて行った。ちなみに彼は、何事においても体の使い方が微妙で運動神経が実に怪しい。縄跳びの前跳びも微妙だし、自転車だって先月ようやく補助輪なしに乗れるようになった。 そんな彼だが、先週かなり驚くことがあった。 国道でトラックを走らせ、自宅のある「榎谷」の近くまで来た時、次男が自転車で走っている。体の割に大きめの自転車をこぐ必死な姿がかわいい。一人で榎谷から国道に出れるようになったなあと、クラクションをちょっぴり鳴らして追い抜いた。びっくりして倒れてないよなと思って見ると、無事に榎谷に消えていく姿が確認できた。 それからトラクターの作業機を付け替えたりして1時間半後、またトラックで事務所へ戻った。そしたら次男がいるではないか。ん?女房は連れてこれんはずだけど、連れてきたんか?と思ってみたら、傍らには自転車がある。??誰かが軽トラックにでも載せてきてくれたんか??と頭が??で一杯に。一緒にいる女房に「自転車どうしたん?」と聞くと、女房がたまげたように「自転車に乗ってきたんだって!」 いやあ、衝撃だった。距離にして7キロ。私のこの年頃では考えられない。私は当時は頭も体も抜群なおマセ。そして自転車を常に乗り回す自転車少年だった。その私でも7キロ先までの遠出は怖くてできなかった記憶が鮮明に残っている。それが2輪車覚えたてで、ビビりと思っていたこの息子が、と。嬉しくて思わず抱き上げてしまった。 完全に見くびっていた、とは女房も同意。春休みが続いていたので、児童クラブをやめた次男にとっては暇な日が続いていたことだろう。その暇によって情熱の火が焚きつけられたことは間違いあるまい。子供は放りだしてやるといいのだろうな。 学校的には休校区をまたいでの自力移動はNGなのだらしい。しかしそんなことはどうでもよい。「決まりの中には守った方がいいものと守らなくてもいいものがある。これは守らなくてもいい。それは大人になると分かるかな。」と話をしておいた。 ちなみに自転車のカゴには、飲みかけのペットボトルとバナナの皮が入っていた。ちゃんと水と食料を準備してきたのだという。 こんな彼なのに、月曜の朝はどうしていつもこうなのだ。まったく、子供は面白い。


ちなみにこれはその翌日の三瓶山登山の様子。長男(新中2)と次男。暇のおかげでいい春休みになったかな。


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