top of page
  • 執筆者の写真反田孝之

寒波到来で色選がけを強いられる

天候にタイトに振り回される11月繁忙期が終わり、計画的に進められる12月繁忙期にせっかくなったというのに、予報では来週から寒波がきて低温になるらしい。低温で困るのが今や本線の大豆の色選掛け。寒いと機械が上手く機能しないのだ。


それで乾燥機に残った最後のロットは放っておいて、今週はひたすら色選を回している。基本朝から夕方まで。当然飯を食う時も。私が不在の時は研修生に委ねる。今日などは穏やかに晴れているので現場でやりたいこともあるが、低温予報を前に今やこれが作業本線。最優先でやらざる得ない。



問題は能率と精度。これは弾いたくずの「質」と「価値」によってそのバランスが決まってくるので、単純なようでなかなか奥が深い。さらには間で行うデスクワーク事情がここに絡んでくる。これがたくさんあるときは能率を落とせて精度が上がる。幸いこの時期は山のようにある。


どちらかと言うと色選掛けは、拘束はされるし一見して無駄っぽい作業ではあるが、ここに体調を加味するとそうでもない。他の作業よりは当然体が休まるので、かなりまずい今の私にはピッタリ。まあ電気(エネルギー)はあきらかに無駄なんだけどね。


毎年12月下旬には過労がたたって寝込む。普通は発熱して寝込むのはいいこと。しかし私の場合はただの強制終了なので無駄である。だから今年こそは寝込みたくない。このタイミングでの色選掛けの日々はそれを可能にしてくれるかもしれないと思って楽しみである。

最新記事

すべて表示

今年から大豆は少しゆっくり進められるようになったはものの

明後日に予定している一発目の大豆の検査を前に、何だかんだと忙しくしていたところ、先ほど電話がかかってきて、検査員さんがインフルにかかったため検査ができるかが微妙とのこと。その場合は年明け2週目になって、卸先への納品が怪しくなる。まじか~、そうよな~、こういうことがあるわな~と。 昨年からすぐ隣のJA倉庫で検査が受けれることになっているので、今年はあらかじめそのつもりでいて、今までの納品のタイトさか

大豆が難しい

残る大豆の熟れが悪い。それで作業の段取りが難しくなっている。 大豆はつくづく、難しい。それでも圃場条件がそろっていれば、そして前提として農薬・肥料を使い他の作物と輪作をきちんとするなら、そこまでではないということを周囲を見て思う。自然栽培の実践初期の頃は大豆は施肥をしない方が間違いなく有利だと確信した。しかし近頃ではそうでもない。輪作として適当な相棒がいない場合は・・・ここからはいろいろ思うことが

bottom of page